30年に渡る研究の集大成!とっておきのヘアケアブランドが誕生
岩村正子さん 広報・CSV推進部所属。2002年の入社以来、人事部門および広報部門を担当。男性育休の推進、社内コミュニケーションを活性化するオフィス空間創りに携わる
エイジング世代向けのスキンケアブランド「50の恵」や男性向け発毛剤「リグロEX5」など、さまざまなお悩みに応じた商品を展開してきたロート製薬。実は1995年からヘアケア製品の研究開発に取り組んできたとか。
「これまでスキンケア部門で培ってきた研究や知見を応用して、新しいヘアケア製品ができるのではと研究を続けてきました。今回、満を持して立ち上げた『PRORY(プロリー)』」と『GYUTTO(ギュット)』の2ブランドは、毛髪の内部構造に着目し、サイエンスの力で芯から健やかな髪へと取り戻すことをコンセプトに掲げています」と広報の岩村さん。
パサつき、ツヤのなさ、うねりなど年齢とともに増える髪悩みは、髪のタンパク質不足や、乾燥により頭皮がかたくなる「頭皮やせ」が大きな要因。ダメージによるうねりを芯から補正する「コアコルセット技術」を独自開発し、2ブランドに搭載。さらに、PRORYには「ステムプロテインCP」を配合。頭皮と髪にプロテイン(タンパク質)をチャージする。
「全方位から髪の毛と頭皮にアプローチすることで、10年後も20年後も美しい髪を維持できることを目指しています。本当におすすめできる製品が完成しました」と笑顔を見せる。
さまざまな部署と連携を取りながら“PRORYチーム”を結成
栗原優理さん 新規事業開発部所属。2007年入社。「肌研」や「オバジ」などスキンケア商品の企画やプロモーションを担当。家族の都合で一度退社し、2022年春に復職。新規事業開発部で、ヘアケア関連の商材のマーケティングに携わる
「PRORY」の企画が立ち上がった当初、ひとりで企画やプロモーションなどマーケティング全般を担当していたという栗原さん。「ひとりでは商品化までこぎつけるのは絶対に無理だ」と、部署の垣根を超えてさまざまな人に声をかけ、仲間を増やしながら“PRORYチーム”を作りあげていったそう。
「どの部門の社員にも、『自分たちが研究してきた技術を使って、お客さまによりよい商品を届けたい』という熱い思いがあります。その分、何度も協議したり、時間がかかったりすることも多くありますが、お客様にとってなくてはならない商品を生み出すもとになっていると思います」と栗原さん。
そんな栗原さんにとってお守りのアイテムは、自身の教育係だった先輩社員が退職するときに「栗ちゃんの笑顔を思い浮かべながら選んだよ」とプレゼントされたハンカチ。「入社1年目から商品開発に携わる中で、さまざまな意見をいただいては悩み、昇華させていくという経験を何度もしてきたことで鍛えられてきました。ハンカチを見ると、当時の元気な気持ちと、リスペクトしていた先輩のことを思い出します」
配信: OZmall