参加者はどんな人たち?
参加対象は、小学4年生~35歳未満、またはその方を含む親子や職場などのグループになります。
35歳以上の大人のみのグループは参加できませんが、35歳以下の青少年がグループに一人でもいれば応募OK!
応募者の中で一番多いのは、中学生の部活や仲良しグループだそうですよ。
各班に分かれての行動になりますが、基本的には一緒のグループで申し込んだ場合は、同じグループに振り分けられます。
なので、部活動の仲間とひと晩一緒に歩くことで、極限状態の中でより結束が深まるかも!?
※中・高校生のみの参加は保護者の同意が必要なほか、小学生は保護者同伴での参加になります。
※団体参加はリーダー(引率者)が必要です。
もちろん、高校生や大学生のグループでの参加も大歓迎!
思春期を乗り越えてちょっと大人になった今だからこそ、友達と腹を割って向き合うことが減っていませんか?
一緒に自分たちの限界を乗り越えることで生まれる友情や、普段できなかった話をする一夜は忘れられない青春の1ページに。
(※画像は昨年のものです)
一人での参加も大歓迎ですよ~!
その場合もどこかの班に振り分けられるので、心細さはありません。
安心安全に参加できますよ♪
自分と向き合う孤独な闘いも、周りの人と一緒に頑張れば乗り越えられるはず。
昨年は、勇者の証として完歩した人はキーリングが贈られました!
今年はどんな証がもらえるか楽しみです。
新しい出会いと共に、自分の限界に挑戦してみましょう!
また、各休憩所では「通過印」を押してくれます。
参加者に配布されるリーフレットに到着と出発時間も記録されます。
自分はどれくらいのペースで歩けるのか一目瞭然なので、毎年挑戦したくなる気持ちも分かりますね!
実際のルートはどんな感じ?
「松山市青少年センター」を出発後、道後公園方面へすこし遠回りをしながらロープウェイ街へ。
そこから大街道・銀天街と商店街の中を歩くのですが、21時頃の通過になるので、まだまだ街は賑わっている時間帯。
約200人の大行進を目にした人々は、「何してるの?」「どこに行くの?」と驚きの声がいっぱい!
そんな人々から声援を受け、キラキラと輝く夜の街を歩いていると高揚感がすごいですよ~!
ですが、おやおや…?
20km時点の「松山観光港」に着いた時にはみんなぐったり!?
「ここまで頑張ったのにまだ半分…」、「足が痛い」、「帰りたいな」
そんな気持ちからリタイアしようかという考えが何度もよぎるようです。
0時を回って日付も変わり、いつもは寝ている時間の学生さんたちは仮眠をする姿もちらほら。
次の休憩所、「堀江港うみてらす」までは街灯が少ない暗所も多く、気持ちも暗~くなります。
ですが、そんな時こそ支えになるのが一緒に頑張る仲間と応援してくれるサポーターのみなさん!
基本的に夜食は自分で用意するのですが、折り返しを過ぎた30km付近の休憩所では温かい炊き出しが行われ、参加者に振る舞われます。
ここまで来ると、だいたい時間は朝の4時!
疲れた身体に具沢山の豚汁が染み渡る~!!
夜明けと共に近付いてくるのは、松山城!
ゴールまではもうひと踏ん張りですが、朝日に照らされたその姿にだんだんと「達成できるのでは!?」という気分になってきて、足取りもウキウキ♪
アンケートによると、各班の歩くペースは「ちょうど良い」という意見が60%以上。
リーダーの大学生と同行する自衛隊員さんが常に気にかけてくれるので、チーム全員が無理のない速度で歩き進めていきます。
ですが、無理は禁物!
笑顔や会話が無くなったら危険なサインかも!?
各休憩所では看護師や整体師によるサポートも受けられるので、しっかりと体のケアをしながら休憩しましょう!
帯同してくれる自衛官の他に、救護班も巡回しています。
少しでも不調を感じたらすぐに周りに相談しましょうね。
毎年10名程度リタイアする人も出ているので、勇気ある決断も大切ですよ!
マッサージやテーピングをしてもらうだけでも体が楽になるので、積極的に活用しましょう。
自分の体調と相談しながらゴールを目指しましょうね!
配信: イマナニ