毎日がいろんなことに追われてなかなか自分の時間が持てない、インテリアコーディネーター通地陽子です。
きっと子育て中でない方でも、共感してもらえる部分かと思います。
日々、食事の支度、後片付け、掃除、洗濯、買い物、子どもの送迎、通院…
食事に至っては3度ですからね。
家族構成によっては洗濯機も数回回すというご家庭もあるのではないでしょうか。
いかに効率よく動き、時間を生み出すか…永遠のテーマぐらい果てしない感じもします。
そこで提案したい、【爆速で洗濯を終わらせる方法】
突然ですが皆さん、洗濯物干しやしまうのにどれくらいの時間を使っているかご存知ですか?
とある方のブログでは干すのに『約15分』と書かれていました。それ以外で見かけた所要時間も最短10分〜で大体平均30分。
しまうのには30〜60分、平均45分といったところ。合計して1時間以上かかっているんですよ。知ってましたか!?
私はどうなのかと言うと…
その1/5〜1/4の時間で終わらせられます!
どうやってるか、気になりませんか?
今回はその裏技をご紹介したいと思います。
私が洗濯にかける時間
洗濯といっても洗う工程は洗濯機がやってくれます。
ここでは洗濯機が終わり、【干す】【しまう】の2つの行為の最短方法。
自分の洗濯時間を知りたくて、しばらく洗濯時間を測ってみました。
5人家族で毎日洗濯し、1週間の平均が
【干す】に約8分
【しまう】に約6分
でした!
早いでしょ!?絶対早いはず!
これは特別急がず普通のスピードでやった時間。スピードとテンション上げればさらに1〜2分は短縮出来ます。
ちなみに、我が家は一軒家で2.5階建の造りです。
しまう時間は1番上の階までしまいに行き、各階必要な場所に収納しつつ、最後1番下の階までしまいに行っての所要時間です。
ご家庭によっては乾燥機をかけるから干さないという方もいると思います。
その方は乾燥機をかけない時のパターンとして、参考までにお読みいただければ嬉しいです。次のブログで最短で【しまう】部分の裏技を書きますので、次回も参考にしてもらいたいです
洗濯を早く終わらせるには・・・
ベランダ干しパターン
浴室乾燥パターン
洗濯を【早く終わらせる】実行方法
まず今回は私が最短で干せているポイント
・出しながら仕分け
・洗濯ネットの中も先に出す
・洗濯かごを使わない
・洗濯機横に干す
・干し方を意識する
この5つがあってかなり早く出来ています。
それぞれ解説すると…
・出しながら仕分け
当たり前ですが、洗濯機に入ってガラガラ洗われれば、中のものはまぜこぜになります。
洗濯機の洗濯が終わったら、1つずつ出しながら、干すハンガー毎にざっくり仕分けします。
特におすすめなのは大物から出し、ざっくり干す辺りのハンガー上に乗せます。
全部ハンガー上だと逆に作業しづらいので、バスタオルや定番的に干す場所が決まっているタオルは上に乗せ仕分け。
その他細かな下着や靴下は洗濯横や空きスペースに表に返してペアを合わせて仕分け。
・洗濯ネットの中も先に出す
私は洗濯物を素材や色分けなどせず全部一緒に洗います。
少し柔いものや伸びやすいものを洗濯ネットに入れる程度。
洗濯ネットのものも、洗濯機から出す時に中身もネットから出します。
最初の洗う時には、家族各々に洗濯機に入れてもらいます。
様々な靴下や下着が裏返しですが、特にこれは何もせずそのまま洗います。
表にかえしてから洗う派の方もいると思いますが、いちいち口うるさく皆に裏返し禁止を言うのも煩わしいし、裏返しの方が洗う物が痛みにくいとか汚れが落ちやすいなんてこともあるので、洗濯機に入っていればok
床などに脱ぎ捨ててある服に関しては厳しく言います。
これは主に夫なんですけどね…
くさくないからとか、キレイ汚いの問題でなく、だらしない感じが嫌なんです。
・洗濯かごを使わない
これはそのままです。元々使っていました。だけど大きくて場所取って邪魔なんですよね…
洗濯物を別の階に干していた時は必要でした。
今は干すのは洗濯機横の浴室で、浴室乾燥機を利用して干すようになり、洗濯かごは別の収納に利用しています。
・洗濯機横に干す
以前はベランダに干していましたが、『花粉が付いて鼻がムズムズするから室内干しにして欲しい』という家族の要望で浴室乾燥となりました。
花粉の季節が過ぎても、この動線のスムーズさが気に入り、定番となりました。
乾燥機の電気代はかかりますが、費用対効果で効率の良さが勝っています。
浴室乾燥で乾くのも早いので、朝干して午前中には乾きます。
なのでお昼の後片付けのタイミングでしまえるのも助かっています。
ベランダ干しの時には、しまい忘れはちょいちょいありましたが、浴室乾燥のしまい忘れはほぼありません。
洗濯物しまい忘れは、私の中でのテンションをかなり下げるのでしまえる時間の早さは大きく影響しています。
浴室乾燥がないご家庭もあると思いますが、扇風機やサーキュレーターの活用で室内でも早く乾かせます。
洗濯機から干す場所までの移動距離が短ければより時短になります。
本題は実はここから、肝心の干し方。
花粉と時々ある焚き火の煙匂い防止で浴室乾燥メイン
メインの2台のハンガー
真ん中で下向きに折れるからスペースもコンパクト
干し方を意識する
我が家の洗濯物干しは、ハンガータイプを1つ、ピンチタイプを1つ使って干します。
足りなくなる時もあり、予備に少量干せるもので各1つずつ控えがあります。
ピンチタイプは購入したものではピンチ数が不足しがちで、結束バンドでピンチを適当な場所に追加しました。
好みの洗濯ハンガーが無い場合は、こうやって自分でアレンジしちゃうのも手ですよ。
ハンガータイプは中央で折りたたみ出来るタイプ。これも【干す】【しまう】両方の労力を楽にしてくれています。
ちなみにこの予備の方、100円ショップで買い揃えて即席で作ったもの。
ハンガーをかけるバー1つと2個1組のクリップハンガー3組の440円です!
同じ色にしたくて、ブルー系とグリーン系で2セット用意して別の階に予備を置いています。
中には干すハンガーとしまうハンガーを一緒にして、クローゼットにしまうのを楽にしている方がいらっしゃいます。
それはそれで時短になると思っています。
ただ我が家は習慣で、使ったハンガーを干す場所に持ってくることをしません。ハンガー回収も面倒なので、クローゼットハンガーはクローゼット専用、干すハンガーは洗濯干し専用で分けています。
さらにこだわりポイントは…
結束バンドでピンチ追加
予備は100均で揃えたコスト440円のもの
これは個々にハンガーが外せるし真ん中で折れるから干すのもしまうのも楽
【干す】作業のこだわりで【しまう】の時短も可能に
干す時は畳むハードルを下げる為、裏返しのものは全て表に返して干します。
そして干す時は干す作業に集中できるように意識します。洗濯機から出しなから一定の方向に置いたり、靴下ペアをすぐ干せるように仮置きするのも私の中では意識している部分です。
これが最初の洗濯機から出す時点の仕分けが、重要である理由です。
で、ここからもポイント!
この時干すものを『人』ごとや『しまうエリア』ごとにゾーニングする(まとまりを作る)感じで干します。
さらにこの時に洗濯ハンガーは、端に長いもの中央に短いもので干し、乾くのも時短になるよう気をつけています。
(サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作るとさらに効率がいいそうです。洗濯ブラザーズさんが話していました!)
変なこだわりだと思われるかもしれませんが、1/5の時間で終わると思ったら大きくないですか!?
毎日の洗濯、大体洗濯するものの数やパターンも同じ感じになっていくと思います。ただ漠然と干すだけでなく、その数や形状で、どの辺に何を干すかを大体定番化させるだけでもスムーズになりますよ。
ご家庭ごとの事情もあろうかと思いますが、できるだけ日々の家事の舵を取りながらできると、ちょっとでも楽になると思います。
大体定番が把握できるようになったら、出しながら仕分けしてみてはいかがでしょうか?
洗濯機から出しつつ分類
定番長物はざっくり場所ごとにハンガー上へ仮置き
外側から長物、内側に短めで乾きやすさも意識
<あんふぁんメイト 通地陽子>
夫・長女13歳(中2)・次女5歳(幼稚園年長)・長男2歳
WebShop担当のインテリアコーディネーター、整理収納アドバイザーetc。心地良い暮らしを提案します
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