9月1日に千葉県大原、太東沖のショウサイフグ釣りが解禁を迎えた。繊細なアタリを捉えてアワセが決まると〝至福の釣り味〟を体験できるとあって、人気の釣り物となっている。古くからカットウ仕掛けでのフグ釣りが盛んな、千葉県大原港『敷嶋丸』に乗船し、その模様をレポートする。
船宿までの車でのアクセスと受付について
最寄りの首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の市原鶴舞ICで降りてから、国道297号(大多喜街道)、国道465号を経由し千葉県大原港を目指す。市原鶴舞ICからは車で40分前後。
大原港に到着したら『敷嶋丸』前の駐車スペースにいったん車を停め、釣り物のボードで釣り座を確保する。時間になると船長やスタッフが到着。船の灯りが点くと案内してくれるので、それを待ち乗船しよう。
【タックル】竿はカワハギ竿を代用してもOK!
仕掛けは25~30号のオモリとカットウ針を組み合わせた「カットウ仕掛け」を使う。フグを掛けるためのカットウ針は2本タイプが基本。竿は専用のフグ竿が望ましいが「汎用性のあるタイプのカワハギ竿」を代用しても釣りは成り立つ(※あくまでも個人的な感覚ではあるが、近年の特殊なカワハギ竿ではなく古いタイプの物の方が竿の調子が合っていると感じる)。リールは中型の両軸リールか小型の電動リール。操作性の観点では手巻きがオススメだ。道糸はPE2~3号で、〝細過ぎない〟がお約束である。
餌はエビ。東京湾などでは定番となっている〝アルゼンチンエビ〟より少し小型の物が配られる(エサ代は別で船宿購入)。また、アオヤギ餌の持ち込みもOKだ。
配信: 釣りビジョンマガジン