台湾人は星座を重視しており(日本人の血液型に対する感覚よりもはるかに強く)、すぐに「しし座ならこういう性格ね!」「やっぱりおとめ座ね~」などといった会話も多々行われ、星座の話が大好きです。子育てにも影響することも。
血液型で相性の良し悪しってありますか?
「なんとなく合わないと思ったら○型だった」とか「いつも仲良くなるのは□型が多い」など、日本では血液型による性格の特徴や相性が話題にあがることが時々ありますよね。
2008年頃には、『A型自分の説明書』(作:Jamais Jamais)といった血液型別の取扱説明本も流行し、話題となりました。
ですが、私が台湾で生活していた時、よく聞かれたのは血液型ではなく、星座でした。知り合った相手に必ずといっていいほど聞かれた「あなたは何座?」という質問。自分だけでなく、夫や子どもの星座を聞かれることも多かったのですが、家族の星座まで即答できる日本人は、そんなに多くはないかもしれませんよね。
台湾人は星座に関心が高い人が多く(日本人の血液型に対する感覚よりも、はるかに強いと感じました)、「しし座ならこういう性格ね!」「やっぱりおとめ座ね~」などという会話もたびたびありました。
子育てにも影響する星座の考え方!?
星座の話題が大好きな台湾人は、それが子育てにも影響してくることがあります。
なかには、星座にもとづいた子どもの強みや弱みを見極め、それに応じたサポートを提供したり、環境を整えるなどを行っている友人もいました。頼りすぎには要注意ですが、結果的に子どもの素質や能力を引き出そうとする側面もありそうだなぁと興味深く思っていました。
星座の特徴
本当かどうかはさておき、参考までに台湾で認識されている星座ごとの性格を紹介します。
- おひつじ座:楽観的/誠実/活発
- おうし座:ユニーク/のんびり屋/現実主義
- ふたご座:好奇心旺盛/アウトドア派/活発で口がうまい
- かに座:素直/神秘的/優柔不断
- しし座:ユニークで寛大/一途/メンツを気にする
- おとめ座:完璧主義/熱心/心配性で怒りやすい
- てんびん座:ロマンチック/わがまま/論争が好きで面食い
- さそり座:愛情深い/冷静/責任感がある
- いて座:勇敢/大雑把/情熱的で明るい
- やぎ座:忍耐力がある/倹約家/恥ずかしがり屋
- みずかめ座:自由が好き/資産運用が苦手/人助けが好き
- うお座:想像力が豊か/感情的/騙されやすい
「バーナム効果」なのか、言われてみれば当てはまるような気がしなくはない?のが不思議です。この星座文化、知っておくと台湾人との会話のネタにはなるかもしれませんよ!
配信: ぎゅってWeb