マンゴスチンって知っていますか? 柿が化石化したような見た目で、殻みたいな皮を剥くと中には白いトロッとした実があり、ほんのり甘酸っぱい、そして滑らかな舌触りのフルーツです。
「暑いからなんかトロピカルフルーツ食べたい~」と思い、『コストコ』でたまたま見かけて購入しました。そういえば前から売っていた気もするけれど、コストコで買うのは初めてです。
「マダムピムのマンゴスチン」、この日は10個入りで1,180円。マンゴスチン自体あまり見かけないかもしれないけれど、大型スーパーや果物に強い青果店などでは、気合の入ったパッケージで4つ800円とか、1個180円とかで売っていたりするので、10個で1,180円はかなりリーズナブルなお値段です。
食べ方としては、皮?殻?の側面に包丁を深く入れてクルッと一周するように切れ目を入れ、パカッと上部を外してから白い実を取り出して食べます。ちなみにmade in タイです。ラベルには、タイの国旗のイラストやタイ語で「ぜひ味わってみてください」と書かれています。なぜインパクトの強いマダムのイラストにしたのかはちょっと気になりますが……。
購入した日に数時間冷蔵庫に入れてから剥いて食べてみると、とっても爽やかな美味しさ。トロッとしていてみずみずしく、最後にほのかな酸味が感じられます。さすが“フルーツの女王”と呼ばれるだけある美味しさ。1個では止まらなくて、2個目につい手を出したくなります。
とはいえ、手にのるサイズで1個あたり118円。みかんやバナナのように、欲望のまま何個も食べるのは贅沢過ぎるので、翌日以降は1日1個で我慢。殻を開けたらみかん大の房が5個とか6個ぐらいなので、じっくり味わわねば。
少しずつ日々味わうこと1週間。ここで気が付いたことが……。マンゴスチン、冷蔵庫に1週間入れておくと、皮というか殻が乾燥してさらに硬度アップ。ガッチガチになります! 包丁で側面を切りたいのに刃がなかなか入っていかない。例えるならテニスボールに包丁を入れていく感じ? 丸くてコロコロ安定しないものを包丁で力を込めてって、「万が一手が滑ったらすっごく怖いんだけれど! 力を入れないと殻が剥けないのに安定しないって……!」と、かなりドキドキすることになります。
改めてネットで検索すると、マンゴスチンは湿った新聞紙とかに包んでから冷蔵庫に入れておかないと、皮がガッチガチになるそうです。買う前に調べておけばよかった……。そして、殻を剥いて冷凍保存も問題ないそうなので、今後は買ってすぐに濡れた紙で包むか、剥きまくって冷凍保存するかしたいと思います。
ということで結論。コストコのマンゴスチンは、一般的なスーパーや青果店などで買うよりとってもお得。でも、「冷蔵庫にしまう前に保湿するか剥いて冷凍保存しないと、1週間経ったらガッチガチで怖いことになるからね~」でした!
(ロドリゴいしざわ)
配信: アサジョ
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