「自分で自分をキライ」になっては絶対いけない理由… カウンセラーが説く《自己嫌悪》から抜け出す“4つの方法”

「自分で自分をキライ」になっては絶対いけない理由… カウンセラーが説く《自己嫌悪》から抜け出す“4つの方法”

 疲れを感じたりリラックスと聞くと体をほぐし癒やすイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実は体だけでなく心のリラックスも大切です。心をリラックスさせることで物事をポジティブに捉えられるようになったり、自己肯定感が上がって大きなことにチャレンジできたりします。そこで本記事では、身体も心もスッキリするような方法をカウンセラーの筆者が解説します。

自分だけは自分に寄り添うことの意義

 脳内では、自分が自分に1日4万~5万回ほど声を掛けていると言われています。他人から掛けられる言葉の数は、人によって異なりますが平均すると1日1.5万~2万回ほど。つまり、自分に掛けられる言葉の大半は自分自身からなのです。自分が自分自身の一番の味方になり自分を肯定することで、自分へ声掛けが変わり、生きやすさにもつながります。

 何も、全てを肯定し受容する必要はありません。「もう私はダメだ」とひどく落ち込むことや、自己肯定感が大きく下がってしまうこともあるでしょう。何か悪いことをしてしまったと思うとき「でもこれが私だから」と悪い自分を無理やり受け入れる必要はありません。ただ他人には言えない言い訳も、自分自身なら聞いて「それなら仕方なかった」と伝えることもできるでしょう。そして十分に反省した後に「頑張るぞ」と挽回モードに入れたなら、それを一番に応援できるのも自分自身です。

 味覚や嗅覚、聴覚などを通して体をリラックスさせることは、体がほぐれることに加えて精神的にも良い状態になります。ポジティブな言葉を自分に掛けることができれば「自分はできる」という自己肯定感が醸成され、自分が望む現実が作られやすくなります。そこでここからは、自宅で手軽にできるリラックス方法を4つ紹介します。


リラックスのために食べたい食事とは

リラックス方法(1)

 体内のセロトニンを増やすことで自律神経が整ったり、睡眠の質が高まったりといった効果があります。反対にセロトニンが不足すると、攻撃的になったり必要以上に不安に駆られたりといった症状が出やすくなります。体内でのセロトニン生成を促すような食べ物を積極的に摂取することで、リラックス効果や精神的な落ち着きを得ることができます。

 体内のセロトニン量を増やしたい場合、バナナや乳製品、肉や魚の赤身部分、大豆製品などを積極的に摂取するとよいでしょう。加熱時間が少ない方が効果が期待できるため、そのまま食べられるバナナや赤身魚の刺身などが特におすすめです。

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