自宅で素人が注射を打つイタリアの医療状況【イタリア】

イタリアの医療制度は日本と異なり、個人個人がホームドクターに登録されている。

イタリアの医療制度は日本と異なり、個人個人がホームドクターに登録されています。
耳鼻科や皮膚科といった専門家にかかりたい場合は、保険が利かないプライベートなクリニックを訪れるか、ホームドクターに診断書や診療を受けるための書類を出してもらう必要があります。
すべての病歴を管理してくれるホームドクター制にも便利なところがあって、処方箋はオンラインで発行。
Covid-19以降、イタリアのオンライン化もだいぶ進んだ感があります。

絶対安静が必要な病気やけがを負ったときにドクターから送られてくる処方箋は、血栓防止の注射です。
イタリアでは自宅で注射を打つというシチュエーションが多く、素人は恐る恐るという感じで行います。
血栓防止の注射は毎日腹部にさすもので、技術は必要としません。
消毒液とコットン、注射を用意して、どこの家庭でも普通に行っています。
イタリアも人不足が深刻なため、医療関係者の負担を少なくするための工夫なのでしょうか。
薬局でごく普通に注射のシリンダーが売られているのを見ると少しびっくりします。

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実際に海外で生活しているライターが普段生活する上でのびっくりするような日本と違うところを発信する「ワウネタ海外生活」。 グルメ、お買い物、オススメの観光等、観光客ではなく生活する人の目線でお届け!
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