反響冷めやらず!辛ラーメンの農心も商品化しちゃうほど、世界的話題の「チャパグリ」作ってみた!

韓国のラーメン文化が面白い!!

これだけ美味しいラーメンを食べたら、気になるのが韓国のラーメン文化。そこで前述の三浦さんに、さらにお話を聞きしました!

――韓国ではドラマや映画でも、ラーメンを食べるシーンがたくさん出てきますが、ラーメンがお好きなお国柄なのでしょうか?

「韓国では、インスタントラーメンが日本の1.5倍くらい食べられていると言われています。そのくらいラーメン好きの人が多いんですよね。ちなみに、韓国でラーメンといえば、袋ラーメンを指します。そのため、『インスタントラーメン』という言い方をすると『日本ではそう言いますよね』という反応です。
トッポギなど粉ものを食べるお店でも袋麺が提供されていて、辛ラーメンを使ってくださっているお店が多いのですが、韓国のりやネギなどの具材や、コムタンスープで煮込んでいたりとオリジナリティもあります。今でこそ韓国に日本のラーメン店が出店して『日式ラーメン』として人気がありますが、もともと韓国にラーメン専門店はありませんでした」

――そうなのですね!では、韓国を代表するラーメンとも言える「辛ラーメン」の人気の食べ方はありますか?

「日本ではパッケージに書いてある通りに作るのがスタンダードだと思うのですが、韓国では水の量や加熱する時間など、自分好みの調理法や食べ方があるのも特徴です。『自分が作るラーメンが一番好き』という方が多いのではないでしょうか。茹で時間が短い人に長めの人、水は少なめの人など、それぞれ細かいこだわりがあります。袋麺の作り方に正解がないというのが韓国式と言えると思います。なので、ぜひ自分の好きな食べ方を見つけてみてください」

――とある韓国ドラマでは、「辛ラーメン」にキムチをのせて食べているシーンもありました。

「韓国の方に聞くと、古めの酸っぱいキムチは煮込むのに適していて、若いキムチはトッピングする、という方が多いようです。ちなみに僕が辛ラーメンを作るときは、ニンニクを入れて食べるのが好きです」

同じ袋麺でも、三者三様の味わい、アレンジで楽しむのが韓国流なのですね。

最近では、レンジを使った手軽な作り方も注目されていると聞き、実際に「ノグリ」で試してみましたが、麺がモッチモチに!


作り方はとっても簡単!電子レンジ対応の調理器具に、規定通りの水orお湯550mlとかやく・粉末スープ、最後に麺を入れれば、あとは電子レンジにお任せ!! 水から作る場合は、約5分温めて、様子を見てからプラス約2分。お湯から作る場合は約5分が目安です。

いろいろな作り方やアレンジを試して、自分好みのラーメンを見つけるのも楽しそうですね♪ぜひ、お試しあれ!

文=松田支信

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