早いもので、もう9月。9月といえば中秋の名月、十五夜といえばお団子(笑)。…ということで、本日はYouTubeチャンネル『DAIFUKU KITCHEN』で紹介している「寒ざらし風豆腐白玉団子」を作ります。白玉粉に絹ごし豆腐を混ぜることで、翌日でもやわらか&モチモチ食感を楽しめるとか。ちなみに寒ざらしとは、白玉団子に蜜をかけた素朴なスイーツ。長崎県の島原地方に昔から伝わる郷土料理だそうですよ。
お豆腐でこねるとモチモチ食感♪想定外なレシピの「冷やしみたらし団子」に挑戦♪涼やか~で美味♡
YouTubeチャンネル『DAIFUKU KITCHEN』の和スイーツ♪
60万人が登録する、お料理系YouTubeチャンネル『DAIFUKU KITCHEN』。「誰でも作れる・簡単・お手軽」をモットーに、スイーツやおかずレシピを紹介している人気チャンネルです。
本日はその中から、お月見シーズンの9月ということで、「寒ざらし風豆腐白玉団子」を作ってみようと思います。白玉粉と絹ごし豆腐、きび砂糖。わずか3つの材料で作れるそうです。
ちなみに、十五夜に団子を供える習慣が定着したのは、江戸時代だそう。米の収穫への感謝と、次の年の豊作を祈願して、月に見立てた団子を供えていたとか。その団子をいただくことで、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得ることが出来ると信じられていたんですって。
“月の力を分けてもらう”という発想は、なんだか素敵ですね。
では、作ってみましょう。
材料3つ!「寒ざらし風豆腐白玉団子」の材料と作り方
【材料】3~4人分
◆団子
白玉粉…150g
絹ごし豆腐…200g
◆シロップ
水…200ml
きび砂糖…大さじ4
団子の分量は半分にしますが、シロップはたっぷりあった方がいいので、分量通り作ることに。きび砂糖の代わりに、三温糖や黒糖でもOKとのこと。きび砂糖を使うと、コクとまろやかな甘味を感じるシロップになるそうです。
【作り方】
1. ボウルに白玉粉を入れ、手でこすり合わせて細かく砕きます。
2. 1に豆腐を加え、混ぜ合わせます。なめらかになるまで、しっかり混ぜましょう。目安は耳たぶほどのやわらかさ。
出来上がった生地を撮影するのを忘れました…。すみません!
3. 2を小さく丸めます。
直径約1.5~2cmくらいにしたら、24個出来ました。分量通り作れば、50個近く出来そうです。
4. 鍋にたっぷりのお湯(分量外)を沸かし、3を茹でます。火加減は中火にしました。
団子が浮いてきたら、さらに2分茹でます。
茹で上がったら水(分量外)にサッとさらし、表面のぬめりを取り、キッチンペーパーで水気を取ります。
今回は冷たくしたかったので、氷水(分量外)にさらしました。
5. 耐熱容器に水と砂糖を入れ、よく混ぜます。ふわっとラップをして、電子レンジ(500W)で3分加熱します。
粗熱を取って、冷蔵庫で冷やします。
6. 4と5を一緒に盛り付けて、出来上がり。
調理時間は、シロップを冷やす時間を除いて10分。とっても簡単でした。
では、いただきます!
おいしーーーい!お団子はやわらかくてモッチモチ。きび砂糖で作ったシロップは、やさしい甘味ながら、コクがあって上品。ひんやり冷えたシロップでコーティングされたお団子が、つるんと口の中に入ってくる、この感じ。たまらん。
小さめサイズなので食べやすく、シロップの甘味とのバランスも◎。豆腐の味はほぼ感じないので、団子に豆腐が入っているとは、言われなければわからないと思います。
そして、翌日でも、このやわらか&モチモチ食感がキープ出来るのか検証するため、残った団子にラップをかけ、冷蔵庫に入れておきました。
翌日、食べてみると…。劣化することなく、やわらかくてモッチモチでした。すごい!
『DAIFUKU KITCHEN』の「寒ざらし風豆腐白玉団子」は、材料3つで作れる、上品な甘さのモッチモチな和スイーツでした。ちなみに、2024年の中秋の名月(十五夜)は、9月17日(火)とのこと。
豆腐白玉団子を月にお供えした後、冷やしたシロップに浮かべて、お月見しながら食べようかな♪
<参考文献>
WEB
『ごはん彩々〜「十五夜」になぜ、お団子を食べるのですか?〜』
https://www.gohansaisai.com/know/entry/detail.html?i=229
『農林水産省〜うちの郷土料理・長崎県かんざらし〜』
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_30_nagasaki.html
配信: あたらしい日日
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