おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
もう使わないものや、どこに何があるのかわからない状態の場所。「どうして片づけてくれないの?」と思ったことはありませんか?
一度手に入れたものを「ただ手放す」のは、難しいです。そして片づけは面倒くさい。でも、どんな人でも、片づけがうまくいくタイミングがありました。そのタイミングと、そのときに片づけるメリットをご紹介します。
︎“スッキリした空間”は、家族の片づけのゴールにならない!
片づけに惹かれるのは、“スッキリした空間”に憧れがあるからではないでしょうか? でも、“スッキリ”することが、嬉しかったり、それがモチベーションになったりする人と、ならない人がいるんです。
片づける場所が、自分の部屋以外の場所ならなおさら。“スッキリ”しているかどうかより、何かを“持っている”ことに価値を感じる人もいます。家族でも、何に価値を感じるかが違うから、片づけたいタイミングも、片づけようと思う目的も違うんですよね。
娘の場合も、そうでした。今はあまり使わなくなったおもちゃ類を、寝室のクローゼット内のキャスター付きワゴンと衣装ケース1段分を使って保管しています。
長期休みになると見直してもらっていますが、これまでは、使ってなくても「置いておく」と言うことがほとんどでした。
︎ “大事なもの”ができたときが、片づけがうまくいくタイミング
それが急展開したのが、彼女にとってそれ以上に優先したい“大事なもの”ができたときでした。
小学生最後の夏休みを充実させたいと思った彼女。関心のある語学の本を何冊も揃えて、ノートにまとめたり、プリクラや映画のチケットなどを、手帳に貼って思い出として残すことに凝り始めたのです。
すると、急にそれらのアイテムを、それぞれに分けて収納したくなったようで、「収納用品を買って欲しい」と頼まれました。そんな彼女のイメージに合っていたのが、おもちゃの収納に使っていたキャスター付きワゴン。
今大事にしている、「本や手帳グッズをそれぞれに分けて、いい感じにしまいたい!」。ゴールが見えると片づける目的もできて、モチベーションも自然とアップ。一気に作業にかかりました。
配信: 片づけ収納ドットコム