自宅で、自分のペースで働けると注目されている在宅ワーク。ですが、特別なスキルもないし、そもそもどんな仕事があるのかわからない……と、挑戦できない方もいるかもしれません。今回は、在宅ワーク職種のひとつである『オンライン秘書』をご紹介します!
お話を聞いたまるまめさんは、10年間の専業主婦を経てオンライン秘書にチャレンジしたそうです。オンライン秘書ってどんな仕事内容? どんな人に向いてる職種? など、詳しく伺いました。
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こんにちは! 中1と、小6の双子を育てる40代母のまるまめです。フリーランスでオンライン秘書をしています。
10年間、育児一筋の専業主婦だった私がオンライン秘書に挑戦したのは3年前。現在は仕事も育児も無理せず、バランスの取れた働き方ができています。
オンライン秘書という職種を初めて聞き、”秘書”ってオンラインでもできるの? と思う方もいるかもしれません。そんな疑問にお答えすべく、お仕事内容を紹介しますね。
1.オンライン秘書ってどんな職種?
オンライン秘書とは、オンライン上で個人事業主やひとり社長の業務をサポートするお仕事です。オンラインサポート、オンラインアシスタントと呼ばれることもあります。
業務内容はお客さまによって本当に幅広く、「これがオンライン秘書の業務です」と一言で言えないのが特徴です。たとえばスケジュール管理やメール対応などの事務タスクを任されることもあれば、コミュニティ運営の裏方や顧客対応をお願いされることも。
共通しているのは「お客さまが自分にしかできない仕事に集中できるよう、その他の業務を代理で行う」ということ。ひとりひとりのお客さまに合わせて、きめ細かいサポートが求められます。
2.オンライン秘書の具体的な業務を紹介
幅広い業務内容の中から、私の経験も踏まえていくつか具体的な事例を紹介します。
(1)一般的な秘書業務
やはり最も多いのは一般的な秘書業務です。
スケジュール管理やメール対応、会議の調整など、いわゆる秘書業務をリモートで行います。簡単な動画編集や資料作成、リサーチ業務などを担当することも! 最近ではビデオ会議のサポートなど、リモートならではの業務も増えています。
「それなら会社員時代にしていたことの延長だから、始めやすい」と感じる方もいるかもしれませんね。
(2)コールセンター
オンラインでコールセンター? と思われますが、専用のアプリを使えば番号を知られずに自分のスマホでも対応可能! 専用端末が支給される場合もあるそうです。
私は現在、こちらからお客さまへ電話をかける業務をしていますが、お客さまからの問い合わせ対応をしている方もいます。電話対応は難しそうに感じる人も多いかもしれませんが、マニュアルが用意されている案件も多く、安心して業務に取り組めていますよ。
(3)オンラインコミュニティ運営サポート
個人事業主の方が運営するオンラインコミュニティのスタッフ業務も行っています。
企画やイベントの準備を行ったり、プラットフォームシステムの管理を担当することもあります。コミュニティによって求められる業務は違っても、目的は「参加者がコミュニティを活用しやすい環境を整える」こと。活発な場になるよう、幅広い業務にあたります。
配信: レタスクラブ