台風などで釣行予定を立てにくい季節だが、そんな時だからこそ頼りになるのが出船も釣果も安定している東京湾の“LTアジ”だ。トップ束釣り（100匹以上の大漁）もあり、数型味の三拍子とも期待！東京都大田区・羽田『かめだや』から出船した。
JR蒲田駅から送迎バス、マイカー利用は無料駐車場あり
船宿『かめだや』は多摩川の河口近く、羽田空港の少し上流に位置する。交通の便がとても良く、マイカー利用では首都高速横羽線・羽田または大師ICが最寄り。また、電車利用は京急・大鳥居駅が最寄りで徒歩7～8分。JR京浜東北線・蒲田駅は送迎あり（要お問い合わせ）。船宿店舗に着いて7時頃までに受け付けを済ませる。必要なら貸し竿を借りたり、仕掛けを購入したり、氷を貰って、港に移動＆船に乗り込む。釣り座にはコマセバケツが用意されているので、空いている席に座って支度開始。出船は7時30分。
秋の気配が感じられる『かめだや』の港。 ©釣りビジョン
『かめだや』専用駐車場に車を停めた。 ©釣りビジョン
『かめだや』船宿店舗は駐車場から徒歩1分。 ©釣りビジョン
店舗前に置かれた机で乗船名簿を記入。 ©釣りビジョン
クーラーボックスから氷を1つもらって港に移動。 ©釣りビジョン
「アジ」の看板の『第十二かめだや丸』に乗り込んだ。 ©釣りビジョン
釣り座を決め、海水桶を取りに行く。 ©釣りビジョン
シロギス船の鈴木祥太船長がアジのエサの準備もされていた。 ©釣りビジョン
細い道糸＆軽いビシで釣るLT（ライトタックル）だから超楽しい！
アジは小さくても抜群の瞬発力で竿を絞り込む。なのに口切れしやすく無理に巻くとすぐバレて、数を釣ろうとしたら実は難しい。それを楽しい釣りに変えてくれるのがLT（＝ライトタックル）だ。繊細で粘りのある竿、高感度な細い道糸、軽いオモリを使うことで、増幅されるアジのスピードや引きをいなしながら釣る。それがこの釣りの醍醐味と言えよう。
1回のコマセ量はビシの7分目程度で良く、回収ごとに網目に目詰まりしたコマセを取り除くのがコツ。エサの付け方は写真参照だが、アオイソメは短く切っての1匹掛けでもOK。船長の合図で素早く投入できるよう、エサとコマセはあらかじめスタンバイしておこう。
『かめだや』LTアジ仕掛け図。 ©釣りビジョン
感度の良い細い竿と持ちおもりしない小型ベイトリール。 ©釣りビジョン
釣り座に用意されたコマセ（イワシのミンチ）。 ©釣りビジョン
片テンビンにオモリ40号のLTビシ（アンドンビシ）。 ©釣りビジョン
配られたエサ（左：イカの食紅染め“アカタン”、右：アオイソメ） ©釣りビジョン
アオイソメはちぎってチョン掛けの房掛けにしてみた。 ©釣りビジョン
船宿の仕掛けと便利な小物類。 ©釣りビジョン
たっぷりの飲み物と日焼け止め。熱中症対策を忘れずに。 ©釣りビジョン
配信： 釣りビジョンマガジン