「もう泣きそう」稲垣吾郎、36年目の初告白「草彅剛との“じゃない”絆」にファン感動

 音楽番組「with MUSIC」2時間スペシャル(日本テレビ系、14日放送)に、元SMAPの香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎が揃って出演。過去の秘蔵映像を振り返る場面では、稲垣がSMAP時代に草彅の言葉に胸打たれたというエピソードが紹介された。

 番組MCのフリーアナ・有働由美子から「SMAPが解散してから、音楽番組に3人一緒に出演するのは今回が初めてなんです」と説明された3人は、やや緊張気味な様子で一礼。有働に「学校の朝礼みたいなお辞儀」だと突っ込まれる一幕もあったが、その後、SMAPファンを喜ばせるサービストークを披露した。

 国民的アイドルグループだったSMAP時代の思い出として、稲垣は「ある時、コンサートか何かのVTRをメンバー全員で見てた時に、僕だけがいなかった」という瞬間があったと回想。その時、稲垣は隣の部屋で別の仕事をしていたといい、他の4人が稲垣抜きで映像をチェックしていたのだとか。

 すると、そのVTRには、稲垣が全く笑わずに歌っているシーンがあったようで、メンバーからは「こいつ、全然笑顔じゃないよな」との指摘が。これに対し「こういうメンバーがいてもいいんだよ」と、擁護したのが草彅だったという。稲垣は「隣の部屋から聞いてた。それが凄い今でも嬉しくて」と話し、草彅はこのエピソードを稲垣の口から「初めて聞いた」と驚いていた。

「SMAPの強みは5人のメンバーがそれぞれ独自のキャラクターを確立し、その住み分けとバランスが絶妙だったことです。一見、エースの木村拓哉やリーダーの中居正広、盛り上げ役の香取に注目がいきがちですが、寡黙なタイプの草彅と稲垣も時間をかけて自らの特徴や得意分野を生かすことに成功しています。今回はそんな2人の絆が伝わるエピソードだとして、『凄くいい話ですね』『もう泣きそう、うれしい』『良い関係が築けてますよね』などと、喜ぶファンの声がネットにあふれました」(テレビ誌ライター)

 木村、中居、香取という強い光彩を隣に見て、自らの立ち位置を模索した草彅と稲垣には、2人にしか分からない共通の悩みや葛藤があったのかもしれない。

(木村慎吾)

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