織田裕二「踊る大捜査線」ブーム再燃でも「続編出演が完全消滅」の理由!

 9月16日からフジテレビで再放送されている織田裕二出演のドラマ「踊る大捜査線」。1997年に連続ドラマとして放送され、劇場版も大ヒットを記録した平成を代表する刑事ドラマだ。

 今も根強い人気を誇る同作では、今年10月から柳葉敏郎主演のスピンオフ映画「室井慎次 敗れざる者」「室井慎次 生き続ける者」を2カ月連続で劇場公開。再放送も関東ローカルながらネット上で話題となり、ブーム再燃の兆しを見せている。

「新たに公開されるスピンオフ作品は2012年公開の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来の続編とあって、今年3月に制作が発表された際は大きな話題となりました。ただ、シリーズの顔である青島刑事役の織田裕二とヒロインの深津絵里はクレジットされていない。ドラマ版のファンとしては複雑な心境でしょう」(芸能関係者)

 スピンオフの制作発表に際し「“踊るプロジェクト”が再始動」と公式に告知されたことから、ファンからは「織田主演の続編も予定されているのでは」と期待する声も上がっている。しかし、前出の芸能関係者は実現の可能性を疑問視してこう話す。

「もともと織田は03年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』をシリーズ出演のラストと位置づけていた。その後の作品はスタッフの説得に折れて出演したものです。今回の再始動でも、来年公開を見据えた完全新作への出演をフジが交渉しているものの、頑なに固辞している。さらに、ここにきて織田が再登場する可能性が完全消滅したことを決定づける動きがありました」

 その動きとは―。

「WOWOWが制作するドラマシリーズ『水滸伝』に主演として起用されたことが9月12日に発表されたんです。過去に例のないスケールの超大作で、織田本人も『これほどの長期間の撮影は聞いた事も、もちろんやった事もありません』とコメントを発表している。少なくとも数年は『水滸伝』にかかりっきりとなるはずです」(前出・芸能関係者)

 気長に希望を持ち続けたい。

(塚原真弓)

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