バーリの夕暮れの中に佇むサン・サビーナ聖堂【イタリア】

南イタリアのバーリは、バロックの宝石と呼ばれる美しい町。

南イタリアのバーリは、バロックの宝石と呼ばれる美しい町です。
ブーツの形をしたイタリア半島、ヒールの上部あたりに位置していてアドリア海に臨む港町として知られています。
レベルの高い大学もあり、学生が多いエリアでもあります。

町全体がバロック建築で構成されている中で、サン・サビーナ聖堂はロマネスク様式のどっしりとした建物です。
創建は12世紀にさかのぼるといわれ、もともとはビザンチン時代の教会があったと伝えられています。

プーリア州でも最も古い教会のひとつといわれ、地下にはクリプタと呼ばれる古い聖堂も残っています。
高い鐘楼は13世紀の建築の傑作。
ビザンチン時代を彷彿とさせるイコンの作品もあり、南イタリアの複雑な歴史を物語ってくれます。

町全体が芸術品のようなバーリの町は、夕暮れ時はまさに絵画の世界。
白亜に輝くサン・サビーナ聖堂もオレンジ色に染まり、荘厳な思いになります。
長いサマータイムの夕方、散策するにはもってこいの町です。

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実際に海外で生活しているライターが普段生活する上でのびっくりするような日本と違うところを発信する「ワウネタ海外生活」。 グルメ、お買い物、オススメの観光等、観光客ではなく生活する人の目線でお届け!
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