日々、4歳ムスメと楽しめるアートを探しています、きゃんです。2歳頃から美術館やアートイベントに一緒に行くようになって2年。この2年間の試行錯誤でできてきた「こどもと楽しむアート鑑賞方法」をご紹介します。あくまでわが家流です。
まず観に行くところ選びは…
まだ4歳。どうしたって騒いでしまいますので、多少騒いでも許容範囲のところを中心に選んでいます。
・こどもを対象とした美術館や企画展
・いわゆる普通の美術館でも「こども参観デー」
・子連れも多い「デジタル系」
・アートイベント系
が大丈夫なことが多いかなと思います。
もちろんこどもの個性によって違ってきますので、とりあえず色々行ってみて、こどもの傾向を探ることが大事です。ムスメの場合、デジタル系は大好きなはずなのですが、イマーシブ美術館のゴッホ企画の時は怖いと泣き叫び5分と持たず退出。重い色調の油彩画が動いて迫ってくる感じが怖かったようで、こういった傾向を少しずつ掴んでいって“はずれ”を減らしていきます。
アートイベント系は先日ご紹介した「大地の芸術祭」のような屋外アートが特におすすめです。声は気にしなくていいですし、身体もたくさん動かせます。アートに飽きたら自然観察もできます。
都内だとなかなかこの規模ではありませんが、今月は「ムーンアートナイト下北沢」や「六本木アートナイト」が開催されていますので、街歩きをしながら子連れアートを楽しめますよ!
こどもと一緒に楽しむ鑑賞方法
まず大前提として展示作品をすべて観ようとしないことがポイント。こどもが関心を持った作品を中心に観ていきます。
ちなみにこの鑑賞スタイルは学生時代の博物館学の授業で聞きました。展示室に入ったらまず作品を見回して観たいと思った作品に直行、そしてじっくり観ます。見回せない場合は、観たいと思った作品の前でだけ立ち止まります。
こどもが関心を持ちやすい体験型の作品は、体験させるがままにしています。鑑賞型の時は、こどもの反応によって、遊びの要素を取り入れます。
配信: ぎゅってWeb