働く大人たち、昼食代は《ワンコイン以下》!? “歴史的”賃上げも…寂しすぎる「お財布事情」2024

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全国20~50代のビジネスパーソン600人に調査

 食の福利厚生サービス「Ticket Restaurant(チケットレストラン)」を提供するエデンレッドジャパンが、ビジネスパーソンのランチ代に関する調査を実施しました。2022年から開始し、今回が3回目となります。

 調査は2024年9月3~4日の2日間、全国20~50代のビジネスパーソン男女600人を対象にウェブ上で実施。同年10月に予定されている秋の“値上げラッシュ”を前に、ビジネスパーソンたちの懐事情を尋ねました。

 2024年の春闘では、賃上げ率が33年ぶりに5%台に達し、また夏のボーナスも大きく伸びたことにより、6~7月の実質賃金は2か月連続でプラスに。賃金と物価の好循環が回り始めている状況で、10月には1300品目以上の食品の値上げが予定されています。平均値上げ率が17%と高い数値となっていることから、ビジネスパーソンのランチ事情がどのように変化しているかが注目されています。

 調査ではまず、「2024年は昨年より家計が苦しいと感じるか」について尋ねたところ「昨年よりさらに苦しいと感じる」が44.0%、「昨年と同様に苦しいと感じる」が26.0%、「昨年は苦しいと感じなかったが今年は苦しいと感じる」が9.3%で計79.3%。

 また、最近のランチ代平均は、昨年の400円から24円アップの424円。2023年は400円、2022年は436円です。昨今の物価高や値上げを背景に「ここ1年、勤務日に使えるランチ代に変化はあったか」という問いでは、「減った」13.3%、「やや減った」19.2%で計32.5%と3人に一人が回答。また、内容別の平均ランチ代では「持参した弁当」320円、「コンビニ・スーパー」478円、「ファストフード店」700円、「飲食店」929円です。

 勤務日にランチを食べないことが「ある」人は26.7%で、4人に一人。2023年は25.3%、2022年23.7%で、ここ3年で最も多くなっています。

(LASISA編集部)

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