介護脱毛や膣ケアは必要?
介護脱毛という言葉を知っていますか?介護脱毛とは、自身が将来介護される身になったときのことを考え、アンダーヘアを脱毛することをいいます。アンダーヘアを脱毛しておくことで、入浴や排せつ処理でのデリケートゾーンの汚れやにおいの洗い流しを行う介護者の負担が軽減されることが利点ですが、費用や施術に伴う痛みなどの観点から必要性は個人によってさまざま。
アンファーが展開するデリケートゾーンケアブランド 「Femtur(フェムチャー)」が、「介護脱毛」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年9月、全国40~60代女性300人を対象にしたWebアンケートで行われました。
それによると、「介護に備えてVIO脱毛をすること」に対して賛成派が6割超と、介護脱毛に対して前向きな女性が多いという結果でした。また、実際に自身が介護脱毛をするという意味で興味の有無を質問すると、約4割が「興味がある」と回答しました。
ミドル世代の女性は介護脱毛の他にも、おりものの変化や閉経などデリケートゾーンの悩みについて向き合うタイミングは1度ではありません。クレアージュ東京 レディースドッククリニック婦人科顧問の大島乃里子医師は、閉経後の女性の約半数が悩まされるという「GSM」についても、ケアの必要性があるといいます。
GSM(別名:閉経関連泌尿生殖器症候群)は、エストロゲンの低下によるデリケートゾーンの乾燥や尿漏れ、性交痛などの症状の包括的名称。GSMは女性なら誰にも起こりうる症状で、女性ホルモンであるエストロゲンの低下が原因だといいます。大島医師によると、特に閉経を迎えた女性はデリケートゾーンの乾燥が本格化し、軟膏やホルモン補充など医療機関での治療が必要となるケースもあると説明。GSMの具体的な対策については、腟の乾燥を防ぐために日常的にデリケートゾーンを保湿することが重要だと言います。
フェミニンフローラに着目した腟エイジングケアブランド「Femtur(フェムチャー)」は、デリケートゾーンの乾燥や痒みにする膣ケアブランドとして、現在全4商品を展開。9月19日(木)より天然の竹の繊維を使用した生理用品を展開するブランド「limerime(ライムライム)」とコラボレーションをしたブランドキャンペーンを開始します。洗浄料とおりものシートをセット使いすることで、総合的なデリケートゾーンの悩み解決にアプローチするとしています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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