2024年10/15(火)~10/18(金)開催! 重さ3トンの太鼓台が4日間新居浜市内を練り歩く
愛媛県を代表する有名なお祭りといえば必ず声が上がる「新居浜太鼓祭り」。
愛媛県東予地域を代表する秋祭りで4日間にわたって祭りが開催されます。
この「新居浜太鼓祭り」は秋の豊作を氏神様に感謝する歴史のあるお祭りです。
市内各地で50台以上の太鼓台が練り歩き、地域ごとにこだわった太鼓台を一斉に持ち上げかきくらべをする男たちの姿は圧巻!
そんな四国を代表する「新居浜太鼓祭り」について詳しくご紹介します。
提供:一般社団法人新居浜市観光物産協会
まず、太鼓台とはこの画像のもの。
神輿よりさらに重く、車輪がついているので人の力で引いて移動させることが可能です。
この太鼓台は地域ごとに用意されているのですが、1基なんと約5,000万円~7,000万円するものもあるのだとか。
祭りが始まった当時は小さく質素なものでしたが、経済の発展とともに太鼓台が大型化し飾り幕や豪華な刺繍が施され明治中期ごろには現在のような重厚な造りの太鼓台になったそうです。
ちなみに太鼓台は重さ約3トン、高さは約5.5メートル、長さはなんと約12メートルもあり、かき夫と呼ばれる約150名の担ぎ手の力で支え担ぎます。
この迫力満点の美しい太鼓台、ぜひ豪華な装飾にも注目してみてくださいね。
祭りが開催される4日間は新居浜市内の様々な場所でかきくらべあり!
提供:一般社団法人新居浜市観光物産協会
祭りは10/16(水)から始まります。(大生院地区は10/15(火)から)
2024年の「新居浜太鼓祭り」4日間のスケジュールは下記のとおりです。
スケジュール表のとおり、それぞれの地区ごとに太鼓寄せやかきくらべなどのイベントが開催されます。
かきくらべとは、太鼓台の車輪を外し、一台につき約150名のかき夫たちが肩に担ぎ、太鼓台上の指揮者の合図で一斉に天高く差し上げ、地面に太鼓台を下ろさず担ぎ上げている時間や、太鼓台を持ち上げている姿がいかに美しいかなどチームワークを競い合う様を言います。
実は新居浜太鼓祭りが開催される期間は「地方祭休業」が通例化している企業が多く、地元企業や病院、学校などは休みになり元日のような雰囲気になります。
さらに新居浜市出身者は「お盆や正月は帰らずとも、祭りだけは休みを取って帰省する!」という方も多く、県外からの帰省者も多いのです。
新居浜太鼓祭りでは地元愛の強さ、祭りに対する地元民の思い入れを強く感じることができます。
提供:一般社団法人新居浜市観光物産協会
見どころである太鼓寄せやかきくらべの際は、画像のように大変な混雑が予想されます。
ルールを守り、けがなどには特に気を付けましょう。
おすすめのかきくらべは10/17(木)に「新居浜市山根市民グラウンド」で開催される統一寄せです。
20台の太鼓台が一堂に集まり、一斉に差し上げる姿はまさに圧巻の光景。
10月の3週目は新居浜太鼓祭りで盛り上がりましょう!
■ 新居浜太鼓祭り
開催日/2024年10月15日(火)~10月18日(金)
開催時間/地域により異なる
開催場所/新居浜市内各地域
住所/詳細はHPを確認
料金/無料(一部有料観覧席あり)
お問い合わせ/新居浜市(0897-65-1261)
記事公開日:2024/09/19
配信: イマナニ
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