まさに目から鱗! 「ウタマロ石けん」の使い方5選
ここからは、家事で大活躍する「ウタマロ石けん」の意外な使い方を5つ紹介します。
今回ピックアップしたのは、ダイソーで購入できるケースにセットした「ウタマロスティック」、ピーラーでスライスした「薄マロ」、作る工程が楽しめる「粉マロ」「泡マロ」、使い切りサイズで便利な「ちびマロ」。それぞれどんな特徴があるのか、何に適しているのかを徹底検証しました!
1:ダイソーの石けんケースで代用! 「ウタマロスティック」|部分洗い向き
ダイソー「エリ・そで洗濯せっけん」110円(税込)
石けんを使っていると、泡で滑って何度も落としてしまうことがありますよね。そんな時に役立つのが、ダイソーの「エリ・そで洗濯石けん」。価格は110円(税込)、カラーはホワイトのみ発売中です。ダイソー店舗では洗濯、またはキッチンコーナーにて陳列されています。
ウタマロ公式が展開する専用ケースだと600円前後するほか、ショップによっては取り扱いがない場合があり手が届きにくいと感じる人も多いはず。ダイソーの石けんケースをどのように役立てられるのか、早速チェックしていきましょう。
ダイソー「エリ・そで洗濯せっけん」の付属品
ケース本体は筒状になっており、底面から石けんを押し上げて長さ調整できる仕組みです。サイズは約縦7cm×横4cm×奥行き4.5cm。青色の石けんが付属しますが、今回こちらは使わず「ウタマロ石けん」をセットします。
カッターを使い、ケースの横幅にあわせて「ウタマロ石けん」をカットします。石けんの保存状態や室温によっては刃が入りにくい時があるので、無理に力をこめずゆっくり切っていくのがコツ。
また、机の傷を防ぐためにカッターマットや段ボールなどを敷くと扱いやすくなりますよ!
ダイソーの洗濯せっけんケースで作った「ウタマロスティック」
カットした石けんをケースにセットしたら「ウタマロスティック」の完成! ここでぴったりフィットしない場合は微調整して成形します。
ただし、石けんを切りすぎてしまうと外れやすくなる点にご注意ください。
「ウタマロスティック」で襟汚れを落としている様子
「ウタマロスティック」は持ちやすく、ケースで覆っているので泡で滑る心配もいりません。衣類の襟袖周りの汚れを落としたい時に一役買ってくれます。部分洗いに適しており、気になる箇所をピンポイントで狙えるのもグッド。
2:使いやすくスライスした「薄マロ」|キッチン周りの掃除にも◎
ウタマロ石けん「薄マロ」
ピーラーやカッターなどで薄くスライスした「薄マロ」。少量の石けんをサッと取り出して使いたい時に役立つ優れものなんです。
固形石けんをバスルームなどの水回りに置いていると、湿気や水気で溶けてしまいがち。本体を持ち上げたら底面がドロっとゆるんでいた……なんてことも! そんなお悩みを解決できる「薄マロ」は、洗濯だけでなくキッチン周りの掃除でも大活躍!
「薄マロ」でキッチンシンクを掃除している様子
ウタマロシリーズを愛用している筆者は、キッチンシンクの掃除にも活用しています。弱アルカリ性なので洗浄力が強く、気になる水垢もきれいに落とせました。ジップロックや瓶に入れて保存すれば、1回使用分をサッと取り出せて時短にもなりますよ。
3:電子レンジで加熱した「粉マロ」|つけ置き洗いできて超便利
ウタマロ石けんをカットした様子
SNSで話題の「粉マロ」は、「ウタマロ石けん」を小さくカットし電子レンジで加熱する変わった活用術。作り方はシンプルですが、以下のアイテムを用意しておくとスムーズに行えます。
「粉マロ」作りに必要なアイテム
耐熱容器 ※電子レンジ対応
麺棒
鍋つかみ(ミトン)
鍋敷き、またはタオル
ジップロック
まずは、あらかじめカットした石けんを耐熱容器に入れ、蓋をせず電子レンジ600Wで2分ほど加熱します。マイクロ波により石けんが徐々に膨張していくのですが、匂いが広がるので必ず換気扇を回しながら行ってください。
ウタマロ石けんを電子レンジで加熱した様子
加熱ができたら電子レンジから取り出し、表面がしっかり膨らんでいるか、固形石けんが残っていないかをチェックします。また、耐熱容器が高温になっており直接触れると火傷する恐れがあります。取り出す際は、鍋つかみ(ミトン)を使いましょう。
次に、加熱した石けんをジップロックに移し、麺棒で細かく粉砕していきます。上から軽く叩くだけでポロポロと形が崩れていくので、ムラなく念入りにマッシュしてください。
耐熱容器に入れた状態でも「粉マロ」は作れます。しかしながら、ひと手間加えてジップロックに移せば、石けんが飛び散るのを防げるほか、均等に砕けてきれいな粉末に仕上がりますよ。
通常の洗濯洗剤のように「粉マロ」を振りかけ、つけ置き洗いするとガンコな汚れを一掃することが可能です。ただし「ウタマロ石けん」には、蛍光増白剤が配合されており、衣類のカラーによっては色落ちしたり変色したりする場合があります。そのため、白い衣類を洗濯する時に使うのが◎。
4:粉マロを泡立てて作る「泡マロ」|スニーカーや学校シューズの洗濯におすすめ
ウタマロ石けん「粉マロ」に熱湯を注いでいる様子
先に紹介した「粉マロ」を使い、粉末石けんが溶けやすいよう熱湯を注ぎます。熱湯の量は「粉マロ」6に対し4の割合でミックスするのが目安です。また、耐熱容器に入れて作業すると熱による破損を防げるので安心です。
数回にわけて熱湯を注ぎ、泡だて器などで粉末石けんをしっかり混ぜていきます。全体がクリーム状に仕上がったら「泡マロ」の完成! 用途によって泡の硬さを自分好みに調整できるというメリットがあるものの、粉末石けんを一度泡立てているので保存には不向きです。なるべく1回で使い切れる量を作るのがおすすめ。
そして「泡マロ」最大の特徴は、洗濯ものをクリーミーな泡で包み洗いできる点。ガンコで落ちにくいスニーカーや学校シューズの泥汚れにも効果を発揮します。特にスポーツ用のスニーカーは汚れが目立ってしまいますよね。
今回は不要になった歯ブラシを使い、表面を丁寧に擦って検証してみることに。何度もくり返し磨き続けると、「泡マロ」が浸透した部分がやや白くなり、高い洗浄力であることが確認できました。SNSでは「学校シューズの“泡パック”洗いにも使えて有能すぎる」と口コミが広がり、試す人が急上昇中!
5:1回使用分に小さくカットした「ちびマロ」|保存しやすくて可愛いサイズ感
ウタマロ石けん「ちびマロ」
最後に紹介するのは、保存しやすくコンパクトにカットした「ちびマロ」。石けんを使い切らずに捨ててしまうことが多い人におすすめのアレンジです。サイコロ状に小さく切ることで、シーンに応じて必要な個数のみ取り出して消費できます。また、衣類の洗濯や家中の掃除など、オールマイティーに使えるのもうれしいポイント。
「ウタマロ石けん」で落とせない汚れは?
突出した洗浄力を発揮する「ウタマロ石けん」ですが、洗濯や掃除をする際に落とせない汚れもあります。効果が期待できなかった例は以下の通り。
壁やタイルの汚れ
畳やフローリングの汚れ
木材についた汚れ
ペンキや蛍光塗料
蓄積した黒ずみや黄ばみ
すべての汚れには対応していないものの、洗濯石けん一つで幅広い使い方ができるのは「ウタマロ石けん」ならではの魅力。生活の中で気になる臭いや汚れを一掃したい時にプラスすれば、タイパを重視した家事も実現しやすくなりますよ。
配信: イエモネ