前回の話
まるさんがみかん狩りに行くと聞き、当日約束もなしにやってきたお友達のさなかちゃん、まるさんのお母さんが「一緒には行かないよ。帰りなさい」とハッキリ伝えるもなかなか言う事を聞きません。最終的に「今度からはおばちゃんが家にいない時は遊びに来ちゃダメ。気をつけて帰りなさいね」と言って車を出したお母さんに、「さなかちゃんにだけ怖くない?」とまるさんはたずねました。「お母さんはダメなことはダメって誰に対しても言うだけや」と言ったお母さんは「どのお友達もリビングとまるの部屋以外入れたらアカンでー」と念押しした後で、「それにしてもあの子の着てた服・・サイズが全然合ってなかったな」とお母さんはモヤモヤしていました。
母が私の友達に冷たい[25]
まるさんのさくらんぼの服がなくなって数日後のこと。「やっぱりまた盗まれてるな・・」空のハンガーを見つめて考え込むお母さん。
実は・・お母さんは、前に服がなくなったことに気づいたら日から、お出かけ服は隠しておいて、盗まれてもいいボロやサイズアウトした服だけをハンガーに掛けて出していたのでした。
そして「さなかちゃん、まるより大きいから、服盗んだところで着られんと思うけどな・・」と考えていました。
「さなかちゃんをいきなり『家に呼ぶな』とは言えないから、来ていいのは私がいる時だけってまるに伝えないと・・」そう考えていた矢先、「私もみかん狩りに行く」とやって来たさなかちゃんに会ったのでした。
「あの時、さなかちゃんの着ていた服・・明らかに小さかった。でも・・」と考えるお母さん。
「けど、サイズアウトしたものをずっと着ている感じでもなく、キレイな服だった・・」
そう思ったお母さんは「あの服・・もしかしたら・・他のお友達の家で盗んだ服なのでは・・」頭の中でグルグルと思いが巡りました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
さなかちゃんがこっそり服を盗んでいるとわかっていたお母さん、サイズアウトやボロ服を掛けておくという対策、さすがですね!
配信: ママ広場