JR東日本グループはこのほど、「Tohoku RICE TOKEN」プロジェクトを始動した。コンセプトは“おいしく食べるだけの脱炭素アクション”で、特徴は環境に配慮した米を購入すると、その証明書が付いてくること。
「地球に良いことをしたいけれど、何から始めればいいか分からないという方にとって、すごく気軽に取り組みを始められるプログラム」((株)JR東日本情報システム・山田康弘次長)。
9月12日にはWeWorkリンクスクエア新宿でお披露目会を実施。
「Tohoku RICE TOKEN」は、米・日本酒・証明書を購入するプロジェクトだ。(株)WONDERVOGEL(佐藤浩幸代表)のデジタルアート、(株)JRアグリ仙台(道正俊明社長)が生産したバイオ炭を使用した米、(有)川口納豆(門傳英滋代表)が製造した日本酒が順次手元に届く。
各社の役割
デジタルアートはNFT(非代替性トークン)として手に入る。NFTはブロックチェーンを基盤にして作成された代替不可能なデジタルデータで、今回のプロジェクトでは「自分だけの環境に配慮した米を購入した証明書」を所有することができる。
流れ
お披露目会では門傳代表らが日本の米づくりについて解説。昔ながらの農法を現代風にアレンジし、環境に配慮した米を生産していることなどを紹介した。
集合写真
◆「Tohoku RICE TOKEN」プロジェクト
〈米麦日報2024年9月20日付〉
配信: 食品産業新聞社ニュースWEB