新しいスペシャリテ「45°」。純白の姿と、風味の変化と
今回のロイヤルアフタヌーンティーは、帝国ホテルで秋に開催する「英国フェア」の一環。2024年、9回目のフェアにして初めて、1段目のスイーツをひとつに絞ってのプレゼンテーションとなるそうで、その内容が気になるところ。
果たして、目の前に登場したのは、純白の輝きが眩しいケーキ「45°」。命名の由来は、トップに載ったティアラから。45°は、英国王室の礼装時などにティアラを身に着ける際、もっとも美しく見えると言われる角度なのだそう。
izuminさん
「英国エリザベス2世女王陛下のように、凜とした上品さと洗練された美しい姿にまずは釘付け。
セミドライフルーツとスパイスたっぷりの英国伝統の“シムネルケーキ”に、いちごのコンフィチュール、レモンバームのクリームとマスカルポーネのガナッシュなど、食べ進めるごとに風味の変化があります。
以前英国を旅した時に現地で出会ったスイーツの記憶が鮮明に思い起こされ、とても懐かしい気持ちにもなりました」
ルーツは大使館のレシピ。素材の1つひとつに、英国らしさがにじむ
2種類の新作スコーンも、それぞれに英国で大切にされてきた味わいが活きています。
写真内、ジャムを(お好みで)載せたバッキンガムスコーンは、大使館レシピを元に、英国産の小麦粉をブレンドして使用し、イギリスでは料理やお菓子作りに使われるバターミルクで風味付けしたもの。コクのあるミルクの味わいと、ふわりとした軽い食感が楽しめます。
そしてフルーツスコーンは、アールグレイをじっくり抽出したバターミルクとサルタナレーズンを練りこんで焼き上げたもの。
紅茶は、ロンドンの紅茶ブランド・カメリアズティーハウスよりおすすめが3種。ことにizuminさんのお気に入りは「ルイボス オレンジ」。オレンジピールとリコリスがブレンドされたノンカフェインで、やわらかさとすっきり感に、心もほぐれていきます。
izuminさん
「アフタヌーンティーでの各場面はもちろん、朝や夕方、眠る前も。やさしく寄り添ってくれるような味わいですね」
配信: OZmall