夫婦関係終わりの兆候とは?離婚を避ける秘訣を紹介

夫婦関係終わりの兆候とは?離婚を避ける秘訣を紹介

5、もし相手から離婚を突きつけられたときの対処法

自分は離婚したくないのに、相手から離婚を突きつけられたときは、以下のように対処しましょう。

(1)離婚に応じないこと

まずは、安易に離婚に応じないことです。相手が離婚を求めていても、あなたに不倫やDV、モラハラなどといった「法定離婚事由」がなければ、離婚は認められません。

法定離婚事由がある場合でも、裁判で判決を言い渡されるまでは離婚を強制されることはありませんので、必要に応じて反省・謝罪をしつつ、夫婦関係の修復を目指すことができます。

(2)離婚したい理由を聞いて改善に努める

次に、相手が離婚したい理由を聞いて、改善に努めることが大切です。

ただし、離婚を決意した相手は、理由を明確に説明してくれるとは限りません。その場合は、自分で理由を探ることも重要となります。

とはいえ、「悪いところは改善するから戻ってきてくれ」というだけでは、相手が戻ってくる可能性は低いでしょう。

前記「3」(1)でご説明したように、実際に改善するために努力する姿勢を相手に見せる必要があります。本気で改善する意思があるということを伝えるようにしましょう。的外れな努力では効果がないこともありますが、真摯に努力する姿勢が伝われば話し合いに応じてくれる可能性もあります。

(3)夫婦円満調停を申し立てる

相手が話し合いにも応じてくれない場合には、家庭裁判所へ夫婦円満調停を申し立てるという方法があります。

夫婦円満調停とは、その名のとおり、夫婦関係を円満に修復するための話し合いを家庭裁判所で行う手続きのことです。正式名称は、「夫婦関係調整調停(円満)」といいます。ちなみに、離婚調停の正式名称は「夫婦関係調整調停(離婚)」です。

この調停を申し立てれば、家庭裁判所の調停委員が間に入って、相手との話し合いを仲介してくれます。あなたが本気で夫婦関係の修復を望み、真摯に努力している姿勢が調停委員に伝われば、相手を説得してくれることも期待できます。

調停での話し合いを有利に進めるためには、法律の知識や交渉力を要求される場面もあるので、弁護士に依頼して調停を申し立てることをおすすめします。

夫婦関係終わりのサインに関するQ&A

Q1.夫婦関係終わりのサインとは?

会話がほとんどなくなった
視線を合わせることがなくなった
食事を一緒にしなくなった
休日を一緒に過ごさなくなった
同じ空間で過ごすことが少なくなった

Q2.離婚した方がいい夫婦の特徴とは?

DVやモラハラが行われている
ギャンブル依存、借金癖、アルコール依存などが著しい
子供を虐待している
不倫を繰り返している
ストレスで心身に不調を来している

Q3.夫婦関係を修復する方法は?

日常生活で夫婦関係の再構築を目指す
カウンセリングを利用する
いったん別居する

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