【令和6年度愛媛県・松山市連携事業「古代いよ発掘まつり」展示会「いにしへのえひめ2024」 愛媛/松山市】 松山市考古館で愛媛の歴史とロマンにふれよう!

2024年10/1〜11/24開催! 松山では初公開の「舎利容器」も展示!




前年度に愛媛県内で発掘調査した遺構や出土品、考古資料をいち早く紹介する展示会「いにしへのえひめ2024」が松山市考古館で今年も開催です!

西条市にある2つの遺跡、今治市にある3つの遺跡、宇和島市の2つの遺跡を発掘調査!

弥生時代から戦国時代の遺跡や出土品を展示しています!

宮之内遺跡の金銅舎利容器 3次元復元イメージ

たくさんの見どころがある中でも紹介したいのが、西条市の宮之前(みやのまえ)遺跡で発見された約800年前の金属製の舎利容器(しゃりようき)です。

舎利とは仏教を開いた釈迦(しゃか)の遺骨のことで、出土した舎利容器には遺骨に見立てた青銅の粒が3〜4粒納められていました。

舎利容器の大きさは全体で2.5cmととても小さく、愛媛県内では3例目の発見となります!

展示会では舎利容器の復元品を展示し、解説動画でも紹介!

松山では初公開なので、この貴重な機会にぜひご覧ください。

講演会や親子考古学講座も開催! さらに深く体験しながら学ぼう!

その他、展示会で紹介している遺跡について解説する報告会を1回、講演会を1回開催します。

報告会は10月12日(土)、講演会は11月9日(土)です。

いずれも時間は10時〜12時。

事前申し込みは不要なので、お気軽にご参加ください。

さらに、親子考古学講座では、ホンモノの土器を洗って組み上げる体験もできるそう!

11月2日(土)13:30~15:30(受付13:00~)場所は、愛媛県埋蔵文化財センターで開催されます。

小中学生とその保護者10組25人程度が対象です。

参加費は無料ですが、こちらは事前申し込みが必要なのでご注意ください。

ホンモノの土器を手に取り、実感しながら、考古学の楽しさを学びましょう!

土器の組み上げのようす

※親子考古学講座の申し込みは松山市考古館まで(カルスポねっと、eメール、はがき)参加者全員の氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話番号が必要です。親子考古学講座会場のアクセスについては愛媛県埋蔵文化センターのHPをご確認ください。

下畑地内田遺跡 白磁皿の出土状況

愛媛県の歴史と文化にふれることができる「いにしへのえひめ2024」展示会。

秋も深まる心地良い季節に、豊かな学びと感動を味わいに行きましょう!


■ 令和6年度愛媛県・松山市連携事業「古代いよ発掘まつり」展示会「いにしへのえひめ2024」

開催日/2024年10月1日(火)~11月24日(日)

開催時間/9:00〜17:00

開催場所/松山市考古館

住所/愛媛県松山市南斎院町乙67-6

入場料/無料 ※常設展示室は有料 一般(個人)100円、一般(団体割引)80円、高齢者割引50円

駐車場/あり(松山市総合公園 第4駐車場)

お問い合わせ/松山市考古館 電話番号/089-923-8777

reported by イマナニ編集部 柴原おかめ

記事公開日:2024/09/20

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