ちはるさんは23歳のOL。両親と弟の4人家族で仲良く暮らしていましたが、彼氏のたくろうと同棲を始めたことをきっかけに自分の家族の異常さに気づいていきます。たくろうの家で同棲を始めたちはるさんの元へ、突然やってきて泊まったちはるの両親。これに驚いたたくろうは、両親が帰った後ちはるさんに同棲する上で頻繁に家族を呼ばないでほしいと伝えます。
たくろうから同棲のルールを提案され、困惑するちはるさん。ちはるさんの母も結婚前から義母と暮らしていたと聞かされていたこともあり、同棲中でも家族ぐるみで関わるのはおかしいことではないと考えていました。
しかし、家族を否定されたみたいだとちはるさんはショックを受けてしまいます。
実家の常識は、世間にとって非常識だった…
ある日、ペットボトルを燃えるゴミに出したちはるさん。たくろうから指摘されるも、ちはるさんは「資源ゴミなのは知ってるけど、燃えるから大丈夫」と笑顔で答えます。それはペットボトルも燃えるゴミで出していいと両親が話していたからでした。
たくろうにルール違反だと諭されたちはるさん。両親から教えられたことが世の中では通用しないことに戸惑うのでした。
たくろうから指摘を受け、またもや両親との言い分が違うことに戸惑うちはるさん。実家から出たことのないちはるさんにとって、両親の言い分は無条件で信じてしまうものだったのでしょう。しかし、世の中のルールを守らないことを教えるのはよくないですよね……。
子どもにとって親は一番身近な存在です。いいことも悪いこともマネしてしまうでしょう。子どもの見本になれるような大人でいたいものですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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