子どもが生まれたから、あれこれ情報収集しているもののひとつが「絵本」です。自分自身が幼いとき、絵本をたくさん与えてもらった記憶があり、子どもにも本を好きになってほしいな、と思ってのこと。ただ、いざ買おうと思ったとき、何を買えばいいか全く知識がなくて1からのスタートだったので(自分の記憶に残っている絵本はもっと幼児期向でした)、これから出産を控えている方や親戚や知人の子どもに絵本を送りたいという方に向けて、今回は【0~1歳】にオススメの10冊をご紹介したいと思います。リアルに子どものリアクションがよかったものをピックアップしました!
「もいもい」「もいもいどこどこ?」
「もいもい」「もいもいどこどこ?」(共にディスカヴァー・トゥエンティワン刊)
赤ちゃん向けのTV番組「シナぷしゅ」が大好きだった我が子。Eテレの子ども番組とはひと味違う、面白い番組です。そのコンテンツのひとつ「もいもい」にやたら食いついていたので、買ってみたのがこちらの本。大人からしてみると、これのどこがそんなに面白いの? といった感じなのですが、赤ちゃんを釘付けにしてしまう何かがあるようで、1日に何度も何度も一緒に見ました。
「しましまぐるぐる」
「しましまぐるぐる」(学研プラス刊)
友人の出産祝いでいただいた「しましまぐるぐる」。『(自分の子どもが)すごく気に入ってよく読んでたから。これ見ると泣き止むよ』、というお墨付きで、期待大。実際どうだったかというと、先輩ママの言葉通り、機嫌が悪いときのこれを読むとニッコニコ。150万部を超えるベストセラーで、生後6カ月未満のまだ視力が発達してない赤ちゃんでも反応がしっかりある色・デザインの絵本です。
「くだものさん」「やさいさん」
「くだものさん」「やさいさん」(学研プラス刊)
子どもが大好きな果物や野菜が、ユーモアたっぷりにグラフィカルなイラストで描かれている本作。自分でめくれる仕掛けになっていて、ひとりで絵本を楽しむきっかけにもなりました。絵本を読んでいて、初めてゲラゲラ笑ったのもこの本。果物や野菜の名前もこれで覚えた気がします。すっかり作者の亀山達也さんと中川敦子さんのユニット、tupera tupera(ツペラ ツペラ)の絵本の虜になり、買い集めています。どれもハズれなし!
「きんぎょがにげた」
「きんぎょがにげた」(福音館書店刊)
40年以上、愛され続けている五味太郎さんの絵本「きんぎょがにげた」は、逃げた金魚を探すお話。指差しができるくらいのタイミングで読んだら大ヒット! 一生懸命、金魚を指差す姿がたまらなかったです。
「かおかおどんなかお」
「かおかおどんなかお」(こぐま社)
楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔、など、さまざまな表情をわかりやすく描いたもの。いろんな顔が面白いようで、1歳ころからはよく一緒に真似して読んでいました。3歳になった今でもたまにリクエストされるのですが、ちゃんとそれぞれの感情を理解しているようで、そのときどきの成長も感じられます。
「はらぺこあおむし」
「はらぺこあおむし」(偕成社)
わざわざ紹介するまでもないな、と思ったのですが、一番ハマった本でもあるゆえに、ハズせなかったこちら。エリック・カールの大ベストセラー絵本で、飽きもせずにずっと読んでいます。ページに穴があいてある仕掛けで、お話がわからない月齢でも、それを触って指で遊べます。あおむしから蝶になるというストーリーもいいし、豊かな色彩は大人が見てもワクワク。我が家はいまだに3カ月に1回くらいの割合でブームがやってきます。本の内容をそのまま反映した歌があり、それを歌いながらめくる楽しさも!
「おつきさまこんばんは」
「おつきさまこんばんは」(福音館書店刊)
雲に隠れてしまったおつきさまが再び現れて「こんばんは」と挨拶をするというストーリー。保育園の帰り道や家の窓から、月を見かけると必ず教えてくれます。お話と同じように、「こんばんは!」と大きな声で挨拶をしていたときは胸キュンでした。
「おでかけ ばいばい」
「おでかけ ばいばい」(福音館書店)
どうぶつたちがリュックをしょって、おでかけにでかけます。「いってらっしゃーい」「ばいばーい」というやりとりが繰り返される絵本なのですが、我が子はこれでばいばいを習得。これは今もなのですが、そろそろできるようになったらいいな、という内容が描かれている絵本を選ぶようにしています。絵本がきっかけになり、できるようになったことも多いです。
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配信: オトナミューズウェブ
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