もはや“植物”には見えない…注目集まる「プラントベース」かなり驚くべき《見た目》

もはや“植物”には見えない…注目集まる「プラントベース」かなり驚くべき《見た目》

今なぜ注目されているのか?

 植物由来の原材料で作られた食品や、そうした食品を積極的に取り入れる考え方を指す「プラントベース」。英語で「Plant-based diet(プラント・ベースド・ダイエット)」と呼ばれる、植物性の食材を中心にした食事法が注目を集めるなど、世界的にトレンドとなっています。

 ベジタリアンやヴィーガンとは異なり、肉や魚を完全に排除するわけではなく植物性食品の割合を増やす柔軟なスタイルが特徴。野菜や果物だけでなく、ナッツ類、シード類、オイル、全粒穀物、豆類などもプラントベースの食事スタイルに含まれ、これらをバランスよく取り入れる人が多いようです。

 ちなみに「プラントベース」をうたう商品には、卵や乳製品、さらには添加物や鉱物などの成分を含むものも存在します。このように、プラントベースは柔軟な食生活を提案するもので、多くの人々に受け入れられやすく始めやすい食事法です。

 健康維持のため、さらには食糧不安、環境への配慮からプラントベースを普段の食事に取り入れる人は徐々に増えており、またニーズの高まりから商品やメニューの開発に力を入れる企業も増加しているのが現状です。

植物性原材料で、肉や魚を代用

 プラントベースフードは近年、スーパーやオンラインで簡単に購入できる商品が増えています。

 例えばプラントベースフィッシュと、植物由来の原料を使用して魚の食感や味を忠実に再現したもの。これはいわば「代替魚」として、米国、スウェーデン、オランダ、英国などで急速に開発が進んでいます。

 ツナ、サーモン、白身魚など、さまざまな種類がプラントベースフィッシュとして開発されています。製品ごとに異なる食感や歯ごたえがあり、選ぶ際のポイントにしている人も多いです。

 大手外食チェーン「デニーズ」では、専用に開発された大豆を使った大豆ミートのハンバーグのメニューを複数種類提供しています。また世界的コーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」もプラントベースの商品を取り扱うなど、身の回りにプラントベースフードは着実に増えているようです。


プラントベースフード、どんな味?

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