【カルディ】カレー系“ズボラ飯”3種を食べ比べてみた結果……

 残暑が厳し過ぎて料理を作る気にならない……家族や同居人がいればそんなこと言っていられないけれど、“1人でチャチャっと昼ごはん”みたいなときは極力手を抜きたい! そんなときにこそ『カルディ』ですよ。カレー味のズボラ飯、手抜き飯でどれが美味しくって手間いらずなのか、3種類を買って食べ比べてみました。

 まずは「海老仕立てのスープカレー」462円。袋を湯煎するか、器に移してレンチンすればスープカレー、というものです。

 実際に開けてみると、結構しっかりしたサイズのジャガイモ、ニンジン、レンコン、ヤングコーン、ウズラが入っています。しかし、エビの姿はない。「野菜とウズラだけってどういうこと?」と思いながら一口食べてみると、すっご~いエビ出汁! 姿形はなくとも、エビの味がドスッと前にやってくるゴリゴリのエビ味です。辛さやスパイス感より、とにかくエビが際立っているスープカレーでした。

 いちばんインパクトがすごかったのは「食べるガラムマサラ」432円。レンチンしたご飯にスプーン一杯ほど乗せて一口食べたところ、すっっっごい辛さ! 一気に口から火を吹けそうなほどの濃厚な痺れと辛味です。

 例えるなら、食べるラー油にさまざまなスパイスをプラスして辛さの深みと広がりが一気にやってくる感じで、口の中が痺れ切った後にじんわりとした旨みがやってきます。「カレー風味のご飯のお供ね~」なんて気軽なノリで食べたら危険。逆に言えば、辛いもの好きにはたまらない美味しさだと思われます。

 3つの中でいちばん穏やかだったのが「冷やしカレー茶膳」3袋入り213円。レンチンしたご飯にこれを振りかけ、水を注げば完成。パッケージには、「油あげとネギが具材に入った鰹節ベースのスープにクミンなどのスパイスを加えました」と書かれています。

「水でいいの? お茶漬けなのにお茶じゃなくていいの?」と思いつつ食べてみたところ、出汁のじんわり感と程よいスパイスのスッキリ感。「ズボラ飯で求めていたのはこれこれ~」と言いたくなるほど、手軽なのにすっごく美味しい!

 ということで結論。どれもレンチンするだけとか乗せるだけなどの“ズボラ飯”なのに、期待以上のクオリティを感じられる3品でした。超個人的なランキングとしては1位「冷やしカレー茶膳」、2位「海老仕立てのスープカレー」、3位「食べるガラムマサラ」。でもきっと、パンにもご飯にも料理にもと応用がききそうなのは「食べるガラムマサラ」だと思います。

(ロドリゴいしざわ)

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