子どもが食事中に何度も立ち上がってうろうろしてしまうこと、ありますよね。悩んだ青鹿さんが保育士さんに相談してみたところ、意外なアドバイスが……!
ちゃんと座って食べるには姿勢が重要
「すべり止めゴムシート」が大活躍!
あまり食事に興味がなく、なかなか食べてくれない娘・ふーみん。食事の時間は気乗りしないせいか、いったんイスに座っても、またすぐにふらふらと立ち歩いてしまうことが多々ありました。
食への関心には個人差があって当然なのですが、食事中に立ち歩いてしまうのはお行儀が悪いので困ります。どうしたものかと保育士さんに相談したところ、「食べる姿勢は適切ですか?」と聞かれました。
私はてっきり食事の内容や雰囲気、接し方のアドバイスをもらえると思っていたのでビックリ!
我が家は、ごく普通のちゃぶ台と子どもイスを使っています。これまでは特に考えたこともなかったので、食事に適した姿勢を取るためのイスとテーブルの目安を教えてもらいました。
・イスは、座った時に足でしっかり地面を踏める高さ
・テーブルは、イスに座った時の肘くらいの高さ
食べ物を咀嚼するためには意外と力がいるそうで、両足の裏が地面にしっかりついていないと踏ん張れず、食べづらいのだそうです。そしてテーブルは、高すぎても低すぎても肘や肩が上がってしまい苦しい姿勢になるので食べづらさに繋がります。だから、テーブルの高さや成長に合わせて調節できる子ども用のイスがあるんですね。
幸いにも我が家のちゃぶ台と子どもイスの高さは問題ありませんでした。が、続けて保育士さんは「イスの座面がツルツルしてませんか?」と聞いてきたのです。
……座面がツルツル?
我が家で使っているのは、よくある木製の子ども用イスです。座面はツルツルしています。保育士さんは「ツルツルとした座面は、グリップが効きづらくお尻が前にすべりやすいんです。なので適切な高さであっても座りづらくて、ふらふらしてしまうのかも」と教えてくれました。
対応策としては、わざわざイスを買い直す必要はなく、座布団など摩擦係数の高いものを敷けばいいだけ!
ただ、座布団だと高さが変わって使いづらくなる可能性があるので、家具のすべり止めに使うような薄いゴムシートをおすすめされました。保育園の先生は、「特別で高価なシートじゃなくて大丈夫です。まずは100均に売っているような安価なものを試してみたらどうですか?」と言ってくれました。
驚くべきことに、すでに園ではふーみんのイスにすべり止めのゴムのシートを引いて対応してくれてるというではありませんか! そして、園では不適切な立ち歩きはないそうです。
早速このゴムシートを購入して敷いたところ、我が家でも大ヒット!
ふーみんの立ち歩きは劇的に少なくなりました。まぁ、座ったからといって食べるわけではないのですが、それはそれですからね。
配信: マイナビ子育て