結婚や子育てのイメージが持てない日本の若者。米・独・仏などとの比較でも違いが顕著に

結婚や子育てのイメージが持てない日本の若者。米・独・仏などとの比較でも違いが顕著に

■自分の望む仕事ができている

「自分の望む仕事ができている」という項目に対しては、日本の子ども・若者が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した割合は57.5%。やはり他国とは20ポイント以上の開きがあります。また、「そう思う」に限ると日本は16.9%で、「自分自身に満足している」と同様に2割未満と低い数字になっています。将来の就職についてポジティブなイメージを持てない人が、4割以上いるというのは、やはり多いという印象を受けます。

自分の望む仕事ができている(5カ国比較)

―こども家庭庁「我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査 (令和5年度)」

日本の若者は他国と比べ「有名になる」ことへの関心が低め?

続いて、他人や社会と関係する項目を見て行きます。やはり日本の傾向としては、他の国よりも数字が低いことが挙げられます。

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