アジアでフレンドリーだと思われている都市はどこ?
旅行先として海外から人気を集めるアジア各国。日本において現在、オーバーツーリズムが問題視されるほど海外からの旅行客が増えている状況です。言語も文化も異なる国に行く際、コミュニケーションがうまく取れるかどうか不安な旅行客も多いはず。そんな時、現地の人のフレンドリーであたたかい歓迎は、旅行客を安心させてくれます。旅先として人気を集めるアジアの国々は、旅行客にフレンドリーな国が多いのでしょうか? 英会話個人レッスンや、韓国語個人レッスンを提供する、オンライン語学学習プラットフォーム「Preply(プレプリー)」が、「アジアの中で最もフレンドリーな都市」について調査し、その結果を発表しました。
調査は、「再訪問率」「旅行客の受け入れ体制」「多様性の受容度」「安全性」「英語が使えるか」「海外の人に対しての人々のフレンドリーさ」という6つの項目からスコアを出し、最もフレンドリーな都市を明らかにしました。
日本はトップ20に3都市ランクインも…英語力に問題
それによると、アジアで最もフレンドリーな都市は台北(台湾)でした。2位にランクインしたのは、マーライオンがシンボルであるシンガポールです。日本からは、観光地として広く知られている東京・大阪・京都の3都市がトップ20にランクインしました。東京は旅行客の再訪問率が高く、安全性も76.01点で、大阪・京都よりも順位が高い結果となりました。大阪は様々な観点で比較的ハイスコアを得ており、海外旅行客へのフレンドリーさという点で京都をリードしました。京都は安全面が85.6点と突出して高く、繁華街よりもお寺や閑静な街並みがメインの観光スポットになっていると考えられます。
3都市とも英語の評価においては457点であり、500点を超えている都市が多いトップ10と比較すると、まだまだ伸び代があるようです。今後、海外旅行客が増えていき、観光業がもっと活発になると、英語のスコアも伸びていく可能性が考えられます。
調査を行った「Preply」は、「今回の調査で、アジアの最もフレンドリーな都市トップ20に、日本からは3都市もランクインしていることが分かりました。安全性などが高く評価されている一方、上位の国々と比べると英語があまり使えないと評価されています。これからもっと海外旅行客が増え、日本の観光業が活性化すると、日常でのコミュニケーションやビジネスにおいて英語の習得はさらに重要になっていきます」とコメントしています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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