店主の錦織さん
花と果実の店主、錦織さんに、お店を始めた経緯などお聞きしました。
調理師専門学校を卒業後、島根に戻り、調理師として働いていた錦織さん。
その後、結婚や出産によって、働き方が変わりましたが、育児休暇を利用するなどして、育児をしながらこれまで通り働く努力を続けていました。
そんな錦織さんでしたが、4人目の妊娠をきっかけに、次第に仕事と家庭の両立が難しくなり、職場を辞めることに。
子供の体調不良などで休むことも多かったため、自営業を営む夫の仕事を手伝いながら、家で出来る仕事をしようと決心します。
細かい作業や工作が得意だったことを生かし、ボタンを使ったオリジナルアクセサリー作りを始めたところ、すっかりハマった錦織さん。
ハンドメイドアクセサリー作家としてネット販売をしたり、イベントに出店したりしていました。
そんなある日、「せっかく調理師免許を持っているのにもったいない!」と、ご主人に言われたのだそう。
その言葉に、今後の自分がどうなっていたいか、将来のビジョンを改めて考えるようになった錦織さん。
やるなら今だと後押しされ、ご主人の協力のもと、
自分のお店を持つという形で、調理師として再スタートを切りました。
同じく調理師専門学校を卒業している妹さんも誘い、錦織さんが「お店でこうしたい」と思う事を、二人で協力し合いながら形にしています。
錦織さんには5人、妹さんは3人お子さんがいます。
「お互いにまだ小さい子がいますので、営業日が変更になったり、1人で営業することになったり、入店を制限せざるを得なかったりと、他のお店に比べたら、営業日が変わることなど変更することがあると思いますが、自分たちが無理なく、出来る範囲で、お客様に喜んでもらえるものを提供したいなと思っています。」
内装にもこだわり、そして出来ることは自分たちで
白壁のレンガは、塗装屋さんにエイジング塗装をしてもらったものです。
「レンガの壁が擦れて、剥がれて、長年使われ自然と経年劣化したように。」
錦織さんからデザインの要望を受けた塗装屋さんが100%で応えてくれ、見た目だけでなく凹凸や質感までもリアルに表現されました。
「予想以上に素敵な仕上がりになりました。」と、大満足の錦織さん。
技術的なこと以外は自分たちの手で仕上げたいと、少しずつリノベーション。
大好きなドライフラワーをお店のインテリアに取り入れ、ノスタルジックと可愛いが融合する、魅力溢れる空間に。
次第にお店が完成していく様子を見ながらリノベーションしていくのも、きっと楽しいですよね。
完成したときは、「自分たちのお店ができた!」という達成感と嬉しさでいっぱいだったのではと、感慨深い気持ちになりました。
お店のランチタイムは、11時と12時半からの2部制になっています。
そしてカフェタイムは14時半からです。
もっと早い時間帯にカフェを利用したい方は、
毎週月曜日など、特定の曜日に設けられた「カフェの日」が狙い目です。
「カフェの日」なら、11時からカフェの利用が出来ますので、お店のインスタグラムをチェックしてみて下さいね。
予約なしでも入れますが、とても人気のカフェなので予約をして行かれると確実です♪
配信: na-na