何を着ても「だらしない人」に見えてしまう、3つの残念ポイント

何を着ても「だらしない人」に見えてしまう、3つの残念ポイント

ある集まりに参加したときのこと、30代くらいの男性に目がとまりました。指導的な立場の人で、グレーのスーツを着ているのですが、袖もパンツの裾も信じられないほど長い。袖は萌え袖よりも長く、パンツの裾はルーズソックスのように足首に布が溜まっていて、ずるんずるんのぐっずぐず。そういう特殊なファッションなのかと目を凝らしましたが、ただルーズな人のようです。

サイズが合わないと台無し。お直しを!

どこの洋服屋さんで買い物をしても、袖丈やパンツ丈のお直しはしてくれると思うのだけど、彼はどこでそのスーツを手に入れたのだろう? お直し不可の大SALE会場? 誰かに譲ってもらった? それとも、日を改めて取りに来るのが面倒でお直しを断ったのでしょうか?話の内容が入ってこないほど、私の頭の中は「?」でいっぱいになりました。


こんなに極端な服装の人は少ないと思いますが、男性でも女性でも、ジャケットの袖やパンツの裾などが合っていないと、だらしない感じに見えてしまいます。

サイズが極端に合っていない服を着ている人の多くは、安かったから買ったのだと思います。私も安くなっているとつい、買う予定のなかった服を買ってしまうことがあります。SALE品を買うときでも着こなせるサイズなのか確認は忘れずに。オンラインで購入したものでも、サイズが合わなかったら返品する手間を惜しまないようにしてください。

サイズ問題に限らず、ルーズな人に見える装いは避けたいですよね。「周りの人から大切にされていない」「軽く見られている気がする」「もっと評価されたい」そんな風に感じているなら、あなたの装いが原因かも? 少し気をつけるだけであなたの毎日が変わるかもしれません。

新品の“折りじわ”、乾燥機のくしゃくしゃ、大丈夫?

着ているうちにしわが伸びることを期待しているのでしょう。買ったばかりの服をしわのついたまま着ている人を見かけます。特に、オンラインで購入し袋に入った状態で届いた服は、しわがくっきりついています。もしかしたらそれなりにお高い服かもしれませんが、四角い折りじわのついた服は安っぽく見えてしまいます。


乾燥機にかけたTシャツをくしゃくしゃのまま着ている人や、スーツパンツをひざ裏がしわしわのままはいている人も見かけます。服のしわは取りましょう!

スチームアイロンを持っておくと便利ですが、アイロンを持っていない方におすすめしたいのがドラッグストアなどで買える「服のミスト」です。私も他のスタイリストさんを真似て使い始めました。


買ったばかりの服は着る前にスプレーしておけば、しわが気になりません。プチプラ服は、縫製の処理が甘く、糸が飛び出ていることがあります。スプレーしながらチェックして、糸が出ているのを見つけたら短く切っておきましょう。「MMMMMMMM」と書かれたサイズシールを貼ったまま着てしまうことも防げます(シールをはがし忘れてる人、本当にいるんです)。

服の肩がハンガーでぽこっと出てしまったときや、洗濯ばさみの跡を取りたいときもシュッとすればOK。出かける時間になって、子供の制服や、旦那さんのスーツのしわに気付いたときにも重宝します。

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