田中圭が出演する舞台「Medicine メディスン」が、衛星劇場にて9月29(日)夜7:00-9:15にテレビ初放送される。
■3人の俳優と1人のドラム演奏者がユーモアと不安が混在する世界を表現
エンダ・ウォルシュによる最新作「メディスン」は、ウォルシュがアイルランドの精神病院で患者とみなされた人たちがどう扱われてきたかを読んだこと、そして老人ホームへ移った自身の母親とアルツハイマー病の人々を見たことに大きな影響を受けて創作された作品。
出演者は田中、奈緒、富山えり子と、1人のドラム演奏者のみ。また、本作の日本初演の演出はウォルシュ作品の「バリーターク」「アーリントン」を手掛けた白井晃が担当した。
本編終了後には、田中圭、奈緒、富山によるアフタートークも放送される。
■田中圭出演舞台「夏の砂の上」も放送
さらに、田中出演の舞台「夏の砂の上」も、9月29日(日)昼4:45より衛星劇場にて放送される。劇作家・演出家の松田正隆が、自身の生まれ育った長崎を舞台に描き、1999年読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した作品「夏の砂の上」を、現代日本演劇界を代表する演出家・栗山民也が現代に投げかける。
物語の舞台は、地方都市の坂のある街。坂にへばりつく家々は、港を臨む。港には錆びついた造船所が建っている。ある夏の日、造船所の職を失い、妻・恵子に捨てられた小浦治のもとに、家を出た恵子が現れる。恵子は4歳で亡くなった息子の位牌を引き取りに訪れたのだが、治は薄々、元同僚と恵子の関係に気づいていた。
その時、治の妹・阿佐子が16歳の娘・優子と共に東京からやってくる。阿佐子は借金返済のため福岡でスナックを開くと言い、治に優子を押し付けるように預けて出て行ってしまう。治と優子の同居生活が始まる。
配信: WEBザテレビジョン