職場で感じる「ジェネレーションギャップ」言葉とは
大塚製薬のオロナミンCドリンクが、社会人にとっての「会話のすれ違いに関する世代間ギャップ」を調査しました。20代の後輩社員と40代以上の先輩社員、意味が通じない“社会人用語”とは――?
同調査は2024年8月、全国の社会人600人(20代300人、40代以上300人)を対象に同社が実施したものです。
「すれ違い社会人用語」は、ワードごとに40代以上社員の認知率から20代社員の認知率を引き算して算出。その数値が大きいほど認知のギャップが大きいということになります。ランキングの結果は10位から6位までがカウントダウン順に「行って来い」(32.3ポイント)「ガラガラポン」(40.6ポイント)「丸める」(41.7ポイント)「テレコ」(41.9ポイント)「全員野球」(43.9ポイント)。
さらに続く5位から1位は、こちらもカウントダウン順で「手弁当」(44.0ポイント)「ネゴる」(41.9ポイント)「鉛筆なめなめ(44.9ポイント)「よしなに」(45.0ポイント)「一丁目一番地」(45.4ポイント)になっています。特に上位3つは認知ギャップの数値が45ポイント前後と高くなっています。同調査によると、20代も40代以上もそれぞれ「(相手と)もっと会話の量を増やして仲良くなりたいと思う」と感じる社員が約9割に上る一方、「会話のすれ違いを感じたことがある」社員は20代で約6割、40代以上では約7割と高い数値になっています。
加えて、会話量を増やして仲良くなりたい社員のうち、20代では「社会人用語をきっかけに先輩社員と会話してみたい」が52.4%、40代以上では「相手が理解できない場合、他の言い方を考えたい」は81.2%に達しています。
同社は9月25日(水)にアニメ動画「社会人用語は突然に」全15話を配信予定。「アニメ動画などを通じてこの“すれ違い”を楽しく解消する取り組みを行いたい。世代間のコミュニケーションやつながりがより活発になれば」とコメントしています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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