コーヒーの飲用量は、サッカーが最多
1日あたりのコーヒーの飲用量を競技別に見ると、「サッカー」が2.6杯で最も多く、次いで「ラグビー」「野球」と続きました。コーヒーの好みは、6割以上のアスリートが「ブラック派」でした。ブラック派が特に多いのは野球とラグビーで、それぞれ74%と高い割合でした。ラテ派が多いのは、卓球、バレーボール、バスケットボールでした。
また、コーヒーの温度はホットとアイスどちらを好むか聞いたところ、アスリートの約7割がホット派でした。ホット派が多いのはテニス、野球でした。アイス派が多いのは、バスケットボールとサッカーでした。
また自宅で飲む1杯のコーヒーにかける金額で、平均金額が最も高いのは野球で184円。2位のサッカーに21円の差を付ける結果でした。一方、平均金額が低いのはテニス、バレーボールでした。
コーヒーに砂糖を入れる量で一番多いのはバスケットボール、2位は卓球でいずれも「ラテ派」が多かった競技となり、甘さやミルクのコクを求めるアスリートが多い用です。最も少ないのは「ラグビー」で「ブラック派」が最も多い競技であることも分かりました。
川崎宗則選手
川崎宗則選手が取り入れる「コーヒーナップ」
調査を行った「デロンギ・ジャパン」が、“ムネリン”の愛称でメジャーリーグやWBCの大舞台で活躍し、今も現役選手としてプレーする傍ら解説者である川崎宗則選手に、「コーヒー」の飲み方や「コーヒー」にまつわるエピソードについて聞きました。
「野球選手がよくコーヒー飲むというのは納得ですね。ぼくが25年前にプロの世界に入ったときでも、先輩たちがよくコーヒーを飲んでいて、作ってこいと言われて作っていたんですよ。
なぜかというと野球は一試合が4~5時間にもなることがあって、長いんです。その間にずっと集中し続けることは不可能なので、ちょっとリラックスしたい、気持ちを切り替えたいというときにコーヒーを飲むという人が多いのだと思います。僕も試合中に飲むこともありますよ。
海外でプレーしていた期間もありましたが、海外でもコーヒー文化はすごく根付いている気がしますね。メジャーリーグの施設にもコーヒーマシンはすごいのがあって、必ず朝みんなで作って飲んでました。ちなみに僕は、暑くても寒くてもコーヒーは『ホット』が好きです。香りがより楽しめるので」(川崎選手)
「最近はコーヒーを飲んでから昼寝をする「コーヒーナップ(Coffee Nap)」を毎試合前にやっています。コーヒーを飲んでから20~30分寝て起きると、ちょうど起きるタイミングでカフェインの効果が表れてすごくスッキリと目覚めてよく動ける。
30代後半でトレーナーに教わった方法ですが、元々コーヒー好きなのもあって自分にはすごく合っています。これは本当にみんなにすすめたいです」(川崎選手)
配信: LASISA