テレビ番組や雑誌などで活躍する、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子さんが季節に合ったお弁当レシピを提案!新学期が始まって日々のお弁当作りに腰が重いときでも作りたくなるような、簡単・楽しいメニューを紹介してもらいます。
主食:鮭玉のり巻き
材料
- ごはん…子ども茶碗1杯分
- すし酢…適量(※商品の指定量に合わせて)
- のり…1/3切
- 鮭フレーク…小さじ1
- 卵…1個
- 【A】砂糖…小さじ1
- 【A】塩…1つまみ
作り方
- 炊き立てのごはんにすし酢をまぜて冷まし、酢飯にする
- 卵とAを混ぜる。フライパンにサラダ油(分量外:小さじ1)を熱し、卵液を流し入れて炒り卵を作る
- のりにおろし金を軽く押しつけて穴をあけ、折り目をつけて半分に切る
- ラップを敷いた上に3をのせ、酢飯を広げる。鮭フレークと2を中央より少し下にのせ、手前から奥に向かってくるりと巻く。巻き終わりを下にしてラップで包んだまま置いておき、のりがなじんだら食べやすい大きさに切る
Point
おにぎりやのり巻きを小さな子に作るときは、事前にのりをおろし金に軽く押し付け全体に小さな穴を開けるといいですよ。穴を開けることでのりが湿ってもかみ切りやすくなるので、ぐっと食べやすくなります。大人用の、のり弁を作る時にもおすすめです。(100円ショップには、のりパンチなる専用グッズもあるそうです)
のり巻きが面倒な時や、具を巻くのにちょっと自信がない、というときは以下のようにのりを小さくするといいです。
ほら簡単!手軽に細巻きが作れます
巻きすを使って大きなのりで具を巻かなくても、どうせ小さく切るんですから。この作り方なら、端っこも出にくく、無駄なく作れるのがいいのですが、私はあの端っこが大好き。肉巻きや卵焼きの切れ端もそうで、味見ついでにパクッと食べちゃう。お弁当を作る人だけが楽しめるひそかなつまみ食いって、やけにおいしいですよね。
主菜:鶏もも肉の塩麹しょうが焼き
材料(作りやすい量でOK)
- 鶏もも肉…1枚(250g)
- 塩麹(塩分濃度12%) 25g程度 ※肉重量の10分の1を目安に
- おろししょうが…少々
- サラダ油…小さじ1
作り方
- 肉は3〜4cm角程度の大きさに切り、ビニール袋に入れる。塩麹とおろししょうがを加えて、袋の上から全体をもみこんで味をなじませる
- 【フライパンの場合】フライパンに油を熱し、フタをして中火で2分焼く。焼き色がついたらひっくり返し、フタをして弱めの中火でさらに2〜3分蒸し焼きにし、中心まで完全に火を通す
【電子レンジの場合】耐熱用の皿に乗せ、ふんわりラップをかける。600Wで3分加熱し、一度取り出して肉をひっくり返す。再度ラップをして3分加熱。レンジから取り出す。ラップをしたまま置き、粗熱がとれてからラップをはがす
配信: ぎゅってWeb