全国50~80代女性576人にアンケート調査
50代以上女性についてリサーチする、女性誌「ハルメク」の「ハルメク 生きかた上手研究所」が、50~80代女性の「お酒に関する意識・実態調査」を行い、その結果を発表しました。
調査は2024年7~8月、ハルメクのモニターである50~86歳の女性576人を対象にウェブ上で実施。2022年に行った同調査との比較も紹介しています。
まずお酒を飲む・飲める人は、2022年52.9%に対して2024年は60.1%と7.2ポイント増加。「ほぼ毎日」飲む人は14.4%で3.5ポイント増加しています。1か月当たりの平均飲酒日数は、2022年調査と比べて0.8日増えました。
普段飲んでいるお酒の平均アイテム数(ノンアルコール含む)は4.00種類。実際の酒類は、多い順にビール、赤ワイン、白ワイン、チューハイ・サワー、日本酒、梅酒、スパークリングワイン、ノンアル、焼酎となっています。一方、札の酒を飲まない人が食事のときに飲んでいるものは、温かいお茶、汁物(みそ汁・スープなど)、冷たいお茶、水、温かいコーヒー、冷たいコーヒー、炭酸水、野菜ジュース、ノンアルビール、炭酸水以外の炭酸飲料(コーラ・サイダーなど)、果汁ジュースでした。
普段お酒を飲む理由で多かったのは、「料理がおいしく感じられるから」「楽しい気分になれるから」「リラックスできるから」「リフレッシュ・気分転換できるから」など。併せて、飲酒に関して気を付けていることは「飲み過ぎないように心掛ける」「カロリー・糖質の取り過ぎにならないよう気を付ける」「1日当たりの飲酒量の上限を決めている」が上位に並んでいます。
また自由回答では「高くても本当においしいお酒を飲みたいと思えるようになった」(59歳)「年齢とともに酒量はだいぶ減った。でもおいしい料理を前にしたり、外出先や旅先だったり、という場合は量より質でおいしい酒を飲むことに幸せを感じる」(66歳)などが寄せられており、同研究所は「シニア女性のお酒の特徴は『量より質』。おいしいお料理とともに親しい人と語らい、健康にも配慮しながら、上質なお酒を飲みたい(と考えている」と分析しています。)
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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