コーヒーと一緒に食べるものにも違いが!
コーヒー豆販売などを行うエフイーエムが、「関東・関西でのコーヒーの好みの違い」に関する調査を行いました。東西で好みに違いが出る興味深い結果を紹介します。
調査は2024年8月、関東地方または関西地方に在住しており週に1回以上コーヒー(インスタント含む)を飲むと答えた1025人を対象にウェブ上で行われました。関東508人、関西517人が回答しています。
まず、コーヒーはどのようにして飲むことが多いかという問い(複数回答可)では、東西とも「インスタントコーヒー」「缶コーヒー、ペットボトル、チルドパック」「コンビニでテイクアウト」「喫茶店やカフェなどの店内」の順。いずれも関東の方が高い割合でしたが、「自宅で豆からひいて」は関西が関東を上回りました。
コーヒーを選ぶ際に重視するポイント(上位3つまで選択可)は、東西とも「味」「価格」「香り」の順。「価格」は関西がわずかに関東を上回っています。コーヒーと一緒に楽しむことが多い食べ物(同)という問いの最多回答は、関東が「焼き菓子(クッキー・マフィン・スコーンなど)に対して関西は「パン類(クロワッサン・ベーグル・パンケーキ)」となり、僅差ではあるのの地域差が見られます。また、「スナック菓子(ポテトチップス・ポップコーンなど)」との回答は、関東5.5%に対して関西10.8%と、関西が2倍近い値になっています。
さらに、一番よく飲むコーヒーの飲み方については、「ブラック」が関東50.6%、関西39.3%に対して「ミルクの追加」は関東25.0%、関西32.9%と有意な差が出ました。関東では半数以上がブラックコーヒーを好むのに対して関西では4割以下にとどまり、またミルクの追加では関東が4人に一人程度なのに対して関西は3人に一人近くが選択しています。
同社は今回の調査結果から「関東地方では強い味わいを求めることがうかがえ、関西地方では優しい味わいが求められていることが示唆された」とまとめています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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