母も子も心の余裕がない産前からが、父親の腕の見せ所
家族全員に期待と不安が入り混じる中、精神的負担が比較的軽いのが父親だと思います。身体的にも母親に比べて圧倒的に身軽です。
産後に備えて仕事をセーブしたり育休を取得する手続きをしている人は多いと思いますが、上の子がいる場合は出産前から父親の役割が大きくなっていると言えそうです。普段は子どもの相手を妻に任せているとしたら、妊娠後早いうちから引き取れるようになっておくといいと思います。
核家族で祖父母のサポートがない場合は、上の子がいると出産から退院までの1週間ほどは、少なくとも父親がワンオペすることになります。その際に子どもの心のケアができていると、生活が安定します。入浴時や寝かしつけの時に子どもと話したり、希望する遊びにとことん付き合ってあげるだけで、子どもは満足感が得られます。
妻は産前休業で家にいるからと上の子の世話を妻任せにせず、逆に夫が仕事を切り上げて子どもを連れだすと、家庭環境はとても良くなるのではないか、と実際にやってみて感じています。
<ぎゅってブロガー/共働きおやじ研究所>
6歳と4歳の姉妹を持つ30代後半の父親です。妻は2022年4月に職場復帰。祖父母サポートなし共働き家庭を続けていくために、父親育児の手法を研究しています。
研究成果を公開し、親父の地位向上を目指しています。
仕事と家庭と自己実現の三方良しが人生の目標です。
配信: ぎゅってWeb