【秋の味覚代表】秋刀魚(サンマ)の栄養は?脂のりと鮮度の“見分け方”まで栄養士ライターが解説

【秋の味覚代表】秋刀魚(サンマ)の栄養は?脂のりと鮮度の“見分け方”まで栄養士ライターが解説

うれしい栄養がたっぷり

ほかにもサンマには、筋肉を動かす手助けや貧血を予防する鉄、カルシウムの吸収を促進して骨や歯の成長をサポートするビタミンD、傷ついた神経細胞を修復するビタミンB12、不足すると抜け毛や白髪を招いたり爪がモロくなったりしやすいビオチンなどが多く含まれています。また、血合いや皮に多く含まれるのが、口内炎や肌荒れを防ぐビタミンB2です。

おいしいサンマの見分け方

脂のりは、サンマのおいしさのバロメーター。頭の上の「おでこ」から肩の肉が盛り上がって見えるサンマが、脂がのっているサインです。また、「くちばし」と呼ばれる下顎の先端部分が、黄色や橙色ものが新鮮で鮮度が低下すると退色して白くなると言われています。氷水に入った状態で売られている場合もありますが、その水が血で汚れている場合はサンマの身に臭みが移っている可能性も。サンマを選ぶときの参考にしてください。

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