ほろ苦いけどおいしい!サンマの内臓
サンマには胃袋がなく、消化器官が短く、エサを食べてから排出するまでの時間が短い特徴があります。つまり、内臓に不純物がほとんど残っておらず、エグみや臭みが少なめ。塩焼きにすると内臓までおいしく食べられます。特有のほろ苦さに内臓脂肪のコクが加わってウマみとなり、身の味を引き立ててくれるのです。庶民の大衆魚だったサンマが地球温暖化による海水温の上昇などで漁獲量が減少し、高級魚になりつつあるのが本当に残念です。今年の秋は、手ごろでおいしいサンマと出会えますように!
※参考文献:杉田浩一ほか監修『新版 日本食品大事典』医歯薬出版株式会社,2017、藤原昌高著『からだにおいしい 魚の便利帳』高橋書店,2010、池上文雄ほか監修『からだのための食材大全』NHK出版,2019、上西一弘ほか監修『健やかな毎日のための栄養大全』NHK出版,2022、レジア編『日本の食材図鑑』新星出版社,2018
(野村ゆき)
配信: LASISA
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