8月に第四子を出産したタレントの紺野あさ美さんが、YouTubeで妊娠や育児に関する質問に答えています。
■「夫がゲップ出すの得意」
紺野あさ美さんは2017年にプロ野球・北海道日本ハムファイターズの杉浦稔大投手と結婚し、同年9月に第一子となる長女、2019年2月に第二子となる長男、2021年8月に第三子となる次男を出産。そして8月5日に、第四子の次女を出産したことを報告しました。
出産から1カ月以上が経ち、紺野さんはYouTubeチャンネルに「Instagramで募集した妊娠・出産・産後・育児」に関する様々な質問に答えた動画を公開。驚くことに、4人目が誕生して「びっくりするほど穏やかな気持ちで子育てできている」と明かしました。
もちろん子どもが4人いるぶん、やるべきことはたくさんあるものの、気持ちの面では初めての子育てである第一子のときが「一番滅入っていた」。当時はわからないことだらけで何もかもが心配でしたが、4人目ともなると「(赤ちゃんは)眠れないもんだよね」「ちょっと吐き戻したりしちゃうもんだよね」と落ち着いているといいます。
一方、4回目でも紺野さんには少し苦手なことがあり、それは授乳後にゲップをさせること。しかし夫の杉浦さんは「なぜかゲップ出すの得意」だそうで、今も自宅にいるときはゲップ担当なのだそう。夫婦でそれぞれ得意・不得意なことをカバーできるのはいいですね。
「会陰切開はしたことありますか?」という質問には、第一子のときだけ会陰切開をしたと回答。当時は傷が痛すぎて、授乳時に円座クッションが欠かせなかったよう。ただその後は会陰切開をする必要がなく円座クッションも不要だったため、「買うとしても産後でいいのかも」。
さらに「妊娠中、虫歯ができましたか? 私は妊娠中に虫歯できまくりでした」という経産婦さんの声には、「妊娠中と産後、めっちゃ歯がやられました」と赤裸々に明かしました。
第一子のときは産後から急に歯医者さん通いが始まり、夫が遠征などで不在だと子どもを預けて歯科治療をする時間もなかなか取れなかったため「こじらせて」しまったという紺野さん。
そのときは奥歯を2本抜いてインプラントを入れることになりましたが、インプラントを入れるまでは2~3ヶ月ほど歯が抜けた状態で過ごさなければならず、そのせいか歯並びが悪くなってしまったとか。以前は歯並びが気になったこともなかったのに、まさか妊娠出産でガタガタになるとは……意外ですよね。現在はマウスピース矯正をしているといいます。
産後は穏やかな日常を過ごしている紺野さんですが、今一番大変なのは「2歳次男のイヤイヤが発動した時」。イヤイヤが発動してしまうと「(次女の)寝かしつけどころじゃない」ほど激しく、外でイヤイヤが始まると「次女を抱っこしているので抱っこできない」。
「上の子優先でケアしたほうがいい」とわかっていても、新生児がいると難しいことがあるとし、「夜寝る直前だけでもしっかりその子と向き合って、ぎゅうっとする」というコミュニケーションを大事にしているそう。ちゃんとその子の名前を呼んでその日の楽しかった出来事を振り返るなどおしゃべりをしてから眠るようにしていると明かしていました。
■妊娠中は口腔トラブルに陥りやすい
妊娠中、虫歯が増えてしまったというママは少なくありません。妊娠は口や歯のトラブルを起こしやすい口腔環境になることがあるため、虫歯や歯周病になりやすい状態なのです。
その背景の一つに、妊娠中に増加する女性ホルモンの影響で、歯周病の原因となる細菌が増殖しやすくなることがあります。
さらに、妊娠していない時期より唾液の粘性が強く(ネバネバしている)なるため、唾液が口の中をきれいにするはたらき(自浄作用)が低下。加えて、つわり中など丁寧な歯磨きや歯垢除去、歯肉ケアができない時期があったり、食事の嗜好の変化やおう吐なども、口内環境の悪化の一因となります。
歯周病は、妊娠の経過や赤ちゃんに悪い影響を及ぼすことがわかっているので、妊娠期間中は普段以上に虫歯や歯周病の予防ケアが大切です。
妊娠・授乳中も歯科治療はいつでも受けられますが、特にお口や歯のトラブルを感じていなくても、つわりがおさまる頃に歯科健診を受けるのがおすすめです。つわりの期間に無理は禁物ですが、もし体調がよいのであれば妊娠初期に歯科健診を受けても問題ありません。
産後に虫歯や歯周病の治療を受ける際は、赤ちゃんとの生活が始まっていることも考慮し、赤ちゃんを一時的に預けることができる体制などについても考えておく必要がありますね。
参照:
【医師監修】妊婦は虫歯になりやすい?妊娠中、虫歯や親知らずの治療はどうする?
(マイナビ子育て編集部)
配信: マイナビ子育て
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