思い浮かべる《デートのマナー》、男女間で違いあり?
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、「飲食店デートでのマナー」についての調査を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年、20代~60代の男女1035人を対象にインターネット上で行われました。
デートをする上で、男性が思う「マナーだと思うこと」、女性が思う「マナーだと思うこと」について、男女差はあるのでしょうか。
調査した項目は、「男性がお店の予約をする」、「男性がドアを開けてあげる」、「女性は上座に座ってもらう」、「女性の上着を掛けてあげる」、「男性がお店の看板メニューなどの下調べをしておく」、「男性が店員を呼ぶ・注文する」、「男性が食べるペースを女性に合わせる」、「食べたものの感想を相手に言う」、「ドリンクの追加注文のペースを相手に合わせる」、「ドリンクの減り具合を見て次に何を頼むか聞く」、「極力スマホをいじらない」、「食事が終わった後に男性が女性にトイレに行くよう促す」、「会計前に女性はトイレに行く」、会計は女性がトイレに行っている間に男性がする」、「男性が食事代を全て出す」の15項目。
そのなかで、男女共に1位となった項目は「極力スマホをいじらない」でした。しかし、男性がドアを開けてあげる」(男性62.5%、女性39.2%)、「男性が店員を呼ぶ・注文する」(男性59%、女性38%)、「男性が食べるペースを女性合わせる」(男性55.5%、女性36.5%)など、今回アンケートで聴取した15項目のうち13項目で男性の方が「マナーだと思う」「した方が良いと思う」と答えた人の割合が高く、全般的に女性よりも男性の方が飲食店デートで気を使っていることが分かります。
また、飲食店での初デートなど、気心知れたというわけではない相手とのデートで相手への気遣いや振る舞いができているか?という質問で、全体では「できている」が70.2%でした。
特に男性は20代(79.4%)が最も高く、次いで60代(73.9%)という結果に。女性は60代(81.9%)が最も高く、次いで20代(79.7%)でした。また、最も低かったのは男女ともに40代という結果になりました。
調査を行った「ホットペッパーグルメ外食総研」は、「飲食店デートにおいてどんな振る舞いがマナーだと思われているのか調査したところ、男性よりも女性の方が『マナーだと思う』『した方が良いと思う』の数値が高かったのは『スマホをいじらない』『感想を相手に言う』のコミュニケーションに関する2項目だけでした。男性の方が女性よりも気を使う項目が多いことが分かった一方、女性は『女性への気遣い』よりもコミュニケーションをとることこそデートでのマナーだと考えているようです」と分析しています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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