【メンズ服に学ぶ】この手があったか!シップス河野建徳さんのシャツをレイヤードする発想が斬新

【メンズ服に学ぶ】この手があったか!シップス河野建徳さんのシャツをレイヤードする発想が斬新

女性に比べると着用アイテム数が圧倒に少なく、スタイリングも限られる。それなのにおしゃれな男性って、よっぽどのテクニックをお持ちだと思うんです。そこでメンズのファッション関係者にスナップを敢行して、その秘密を探ってみることにしました。


 


第4回目のゲストにお迎えしたのは、シップスでメンズのPRを担当している河野建徳さん。「シャツ」をお題に披露していただいたのは、なんとシャツのレイヤードスタイル。女性にもおすすめのレイヤードなので、マジで要チェックです!!

襟元のバランスも秀逸! 白Tの見える面積も絶妙で、着こなしに抜け感をプラスする効果も

素材・襟元・サイズのバランス感が

シャツレイヤード攻略のコツ

「シャツ」は意外とおしゃれに見せるのが難しく、スタイリングがマンネリしがちなアイテムだと思うんです。なので、男性がどう着こなすのか非常に興味があったのですが、河野さんは想像の斜め上をいく発想で、シャツのレイヤードコーデを披露してくれました。


 


「女性には突拍子もないレイヤードに感じるかもしれませんが、シャツ・オン・シャツは男性には馴染みのあるテクニックです。同じアイテムを組み合わせているので、女性は難易度が高く感じるかもしれません。でも、生地の風合いに統一感を持たせると意外と簡単。今回は起毛感のあるコットン生地と、ウール×リネンの表情豊かな生地を組み合わせてみました。ちなみにこの風合いは、きちんと感のあるシャツをカジュアルダウンさせる効果もあるんです」


 


シャツのレイヤードで迷いそうなのが、襟元をどうセットするか。「今回はインナーの襟をインさせましたが、もちろんアウトしてもOK。ただ、馴染みのない方は難しいと思うので、その場合はインナーをバンドカラーにするとバランスが取りやすくなるはずです。 また、サイズ感は全体的に少しゆったりめをセレクトしつつ、羽織るシャツはさらに大きめだとより好バランスに仕上がりますよ! 」

羽織るときにまくれちゃったようにも見える袖口は、じつは狙ってとのこと。無造作を通り越してナチュラルな袖まくりが、河野さんのこだわり

足元はサイドゴアブーツですっきり品よく。上質なウール素材ながらもカジュアルな5ポケットでアレンジしたパンツは、ベルナール ザンスのオーダー会で作ったお気に入り

シップスのシャツ、エリコ フォルミコラのチェックシャツ、ベルナール ザンスのパンツ、IWCの腕時計、クロケット&ジョーンズのサイドゴアブーツは河野さんの私物

Profile


こうの たてのり/シップス メンズPR


神奈川県出身。シップスに入社後、販売員を経てメンズのPRに。大のゴルフ好きとしても知られ、結婚前は月に4回ほどラウンドに行っていたそう。いつかマスターズ・トーナメントに行くのが夢。シップスのYouTubeチャンネルでは、イタリア・フィレンツェで年に2回開催される世界最大級のメンズファッションの見本市「ピッティ・ウォモ」(正式名称はピッティ・イマジーネ・ウォモ)に参加するべく、「河野が行く」という企画も進行中。

text:KYOKO CHIKAMA

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