自分でできる、災害後の被害をチェックする方法
台風などの災害後は、以下のような点を確認して、家の被害状況を把握しましょう。
外壁
家の外壁に沿って一周して、外観にひび割れなどの異常がないかチェックしましょう。
雨漏り、水濡れの有無
屋根に損傷があると、雨漏りが起こります。屋根以外でも破損した部分があると水が漏れてくる場合があるので、災害のあとに雨が降ったときは、家の中をくまなく確認するようにしましょう。水が漏れている場合、天井などにシミができることもあります。
窓
窓ガラスにひび割れがないか確認しましょう。網戸や雨戸がある場合には、破損やゆがみなどがないか、忘れずに確認してください。
上記以外の箇所でも、飛来物により被害が出ている可能性があります。
安全を確保した状況で、無理のない範囲で一通り確認しましょう。
まとめ
災害後には、被害にあった人の不安につけこんだ悪質な詐欺トラブルが急増します。どのような手口があるのか知っておくだけでも、被害を受ける前に気づく可能性が高まるので、情報収集して周囲にも共有しましょう。また、住宅の修理だけでなく、義援金詐欺なども報告されています。役所など公的機関が個人に募金を依頼することはありません。災害後にはびこる詐欺にあわないよう、十分に気を付けましょう。
〈執筆者プロフィル〉
nagi フリーランスライター
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配信: 防災ニッポン