2024年9/14~11/17開催 「愛媛県総合科学博物館」で、今観測してほしい身近な天体への理解を深めるひとときを
愛媛県総合科学博物館では、パネル巡回展「星の衝突で何ができた? – 月のうさぎと私たちの地球 -」 「62の「月」が織りなす多彩な世界 – 土星探査機「カッシーニ」が見たリングと衛星群 -」を2テーマ同時開催中!
比較的空気が乾いていて、空気中のちりや花粉などが少なく、月が適度な高さにある秋。
このことから1年で一番きれいに月が見える季節は秋といわれています。
「中秋の名月」と言ったりしますよね!
また、2024年は8月から11月が土星を観測しやすい時期にあたります。
2025年は、土星を真横から見ることになるので「土星の環」が観測できないことをご存じですか?
とても明るい星なので、街中でも肉眼で簡単に見つけることができる土星。
ぜひ今見ておきたい天体のひとつです。
そんな中秋の名月や土星の観望が行いやすい時期に、「月」と「土星」をテーマにしたパネル展示を開催!
身近な天体への理解を深めて、天文分野への興味関心を高めましょう!
「星の衝突で何ができた? -月のうさぎと私たちの地球-」では、かつて宇宙のあちこちで起こっていた天体衝突のなごりを、月、冥王星、火星、地球を巡りながら紹介します。
地球には6億5000万年以上前の天体衝突の形跡がほとんど残っておらず、それより過去の衝突について地上の様子からは知ることができません。
そこで、宇宙に目を向けてみましょう。
月、火星、さらには遠く離れた冥王星には天体衝突のなごりがあるのです!
星の衝突で何ができたかを知ることで遠い昔の地球に思いを馳せてみては。
「62の「月」が織りなす多彩な世界 -土星探査機「カッシーニ」が見たリングと衛星群-」では、2017年9月に運用を終えた土星探査機「カッシーニ」がとらえた個性的な「月」の姿を紹介します。
「月」と言っても地球の月ではなく、土星が持つ62の衛星のこと。
個性豊かな「月」たちは性質も大きさもばらばら!
土星探査機「カッシーニ」が見守りつづけた「月」たちが教えてくれたことを学びに行きましょう!
プラネタリウムは「ガリレオ」尽くし! プラネタリウム企画も開催!
プラネタリウムでは、プラネタリウム番組「忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミック☆フロント やっぱり地球は回っていた!の段」を投影中。
忍術学園の遠眼鏡(とうめがね)で宇宙を見て地動説の真実を知ることができるのではと考えた少年レオの前に、あやしげな雰囲気の乱太郎がやってきて…
天動説や地動説について解説する内容で、月のクレーターや木星の4つの衛星について紹介をしています。
他にもプラネタリウム企画として、「ガリレオ 人類が初めて見た宇宙」を投影します。
2024年9月28日(土)・29日(日)、10月5日(土)・6日(日)、12日(土)・13日(日)・14日(月・祝)の各日13:30~14:15に投影されます。
人類史上初、この目で宇宙を見た男・ガリレオ。
ルネッサンスの天才は、望遠鏡と実験で古代の宇宙観に挑戦します。
スタッフによる全編ライブ投影(生解説)というとても贅沢なこの企画。
ガリレオの数々の発見とともに、プラネタリウムで宇宙を旅してみませんか?
宇宙に興味がある人も、少し苦手だと感じている人も、興味深いパネル巡回展と美しいプラネタリウムで宇宙のことを学び、ロマンあふれる天文分野の魅力を存分に感じてみてくださいね!
なお、イベント詳細については、博物館HPをご確認ください。
©尼子騒兵衛 / NHK・NEP
■ パネル巡回展「星の衝突で何ができた?」 「62の「月」が織りなす多彩な世界」
開催日/2024年2024年9月14日(土)~11月17日(日)
開催時間/9:00~17:30(入室は17:00まで)
開催場所/愛媛県総合科学博物館 展示棟3Fエレベーターホール
住所/愛媛県新居浜市大生院2133-2
料金/
●常設展 高校生以上:540円/65歳以上:280円/小中学生:無料
●プラネタリウム 高校生以上:540円/65歳以上:280円/小中学生:280円
(20名以上の利用で団体割引あり)
駐車場/あり(普通車320台、大型バス8台収容)
お問い合わせ/愛媛県総合科学博物館
電話番号/0897-40-4100
記事公開日:2024/09/27
配信: イマナニ
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