副業やっている割合
転職エージェント事業を展開する「MS-Japan」が「副業」に関する調査を実施し、結果を公開しました。調査は2024年8月31日〜9月8日、男女240人を対象に行われました。
はじめに「現在の勤務先で副業が認められているか?」については、「認められている」37.1%でした。反対に「認められていない」50%と、半数以上の企業が副業を禁止していることが判明しました。「認められている」と回答した人を対象に「副業をしている・したことがある?」という問いでは、「している」13.3%、「したことがある」11.3%でした。合計24.6%が“副業経験あり”という結果でした。副業の内容では、アフィリエイトやネットショップ運営、YouTubeなどのオンラインビジネスや、ライティング・翻訳、データ入力などが挙げられました。年代別で見ると、副業の経験がある人の割合が最も高い年代は「40代」の29.5%でした。40代は、本業ではベテラン層に位置する年代であり、子供の学費や親の介護など経済的な負担が増える年代でもあります。
「副業を始めた理由」をランクイン順で見ると、「本業以外のスキルが身につくから」「時間を有意義に使いたいから」「興味がある・楽しそうだから」「本業のスキルが伸ばせるから」「趣味や交際費にあてるため」「貯金・運用にあてるため」「生活費にあてるため」といった回答が挙げられていました。副業経験がない人の割合71.2%を対象に「副業しない理由」を質問したところ、上位回答では「健康面で余力がない」「時間が確保できない」「勤務先で副業が認められていない」といった回答が寄せられていました。調査結果を通して、副業に興味がある人がいる一方で、外的要因・自己管理の面で副業することを躊躇している人が多いことが分かりました。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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